いつもお読みいただきありがとうございます。
昨日は,圧倒的な差がある状況においてはいくら勝ちたい気持ちがあっても勝てないんだから,まずは力を付けましょうね,という記事を書きました。
今日はそれに関連して。
「帰ってきたドラえもん」という作品をご存知でしょうか。ドラえもんが未来に帰ってしまうことになるお話。
(ウィキペディアの作品紹介はこちら)
このお話の中で,のび太がジャイアンを倒すシーンがあります。ジャイアンがのび太を倒すのではありません。のび太がジャイアンを倒すのです。信じられますか?のび太だってジャイアンに勝てるのです。
深夜の公園で,ドラえもんが安心して未来に帰れるようにと,ドラえもんに助けを求めて叫ぶのを必死にこらえ,自力でジャイアンを倒そうとします。当然,ボコボコに蹴られ殴られ,傷だらけになるのび太。それでもあきらめず立ち上がり,食らいつきます。さすがのジャイアンもただの人間。だんだんと疲れが出てきて,最後はのび太の執念に敵わず,逃げていきます。あののび太がジャイアンに勝ったのです。
自分のためではなく誰かのためならこんなにもパワーが出てくるものかと,身震いしました。いまこれを書いている最中も思い出して涙が出てきそうなくらいです。
ジャイアンに勝たないとドラえもんが帰れない,ドラえもんを安心させなければならないという,心の底からのアツいハートでジャイアンに挑み,勝利をつかみました。もしものび太がいつもどおりに「どうせ僕なんて。。。」と後ろ向きな姿勢で戦っていたら勝てなかったはずです。
サッカーの試合で中学生とプロの差があっても,勝ちたいという気持ちがなければ勝てる可能性は0です。しかし少しでも勝ちたいという気持ちがあれば可能性は0.00000001%くらいは生まれてくるものです。気持ちがあるからこそ,どうすれば勝てるのか考えることが出来ます。考えて考えて考え抜けば,穴が見つかるかもしれません。気持ちがあってもダメなこともありますが,気持ちがなければ何も始まりませんよね。
誰かのために,情熱を持って行動する。この2つが,事を成すために必要なことではないでしょうか。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
複利のような人生を。