【Vol.330】一蘭システムを店側から考える。

気づき
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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

前回のエントリでは,一蘭が何故人気なのか少し考えをまとめてみました。

それは,一人で入りやすかったり,替え玉を頼むシステムだったり。

 

で,このシステム,実は店側にとっても理にかなっており,儲けやすいシステムなのではないかと思います。

 

1.大盛りではなく替え玉

このお店には大盛りがありません。通常の量のラーメンを頼み,あとは追加で替え玉か半替え玉を頼むのです。ですから,お客さんが食べる最初のラーメンの量は事前に確実に分かっています。仮に大行列が出来ていても,お客さんが食べ終わって店を出るのを見計らって麺を投入すれば,効率的に茹でることが出来ます。(実際には注文してから茹でているということですが)

お客さんを回転させるためには予め茹でる量が分かっているのはありがたいことです。

また,替え玉と半替え玉しかサイズがないので,麺をすべて半替え玉の単位で用意しておけば,通常替え玉の場合は2つ一緒に茹でればいいのでラクちん。

 

2.店員さんもお客さんに見られることなく働ける

人から見られるのが嫌な人,目が合うのが嫌な人も少なからずいると思いますが,それは店員さんも同じ。

お客さんと目が合うことがないので,のびのびと気持ちよく働くことが出来ます。

 

3.厨房が見えない

厨房はデリケートです。当然衛生には最新の注意を払っているでしょうが,それでも汚れてしまうもの。

お客さんも,多少の汚れは仕方ない,ということは理解してくれるかもしれませんがそれでもちょっと気にかかってしまうのも事実。それを隠すことができます。厨房の中がどんなにごちゃごちゃしていても,汚れていたとしても,お客さんから見えなければ気分を害されることもないでしょう。

(だからといって本当にごちゃごちゃしていることはないでしょうが。。。)

 

4.客の回転を早められる

一人で来るお客さんが多くなるということは,黙々と食べていただけるお客さんが多くなるということ。友達とぺちゃくちゃ喋りながら食べる場合より,明らかに食べ終わるのは早いですね。これによりお客さんをどんどん回転させられます。

 

 

 

という感じですかね。また,機会があれば足を運んでみます。

一杯じゃちょっと物足りないけど,通常の替え玉だと重たい。お腹空いている場合でも半替え玉あたりがちょうど良いかなあ。

 

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

複利のような逓増人生を。

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