1日200点の書籍
出版不況と言われる昨今ですら、
毎日200点ほどの新刊が発行されています。
こちらの統計では平成28年で年間78113点。
1日あたりで約214点です。
それだけ大量の書籍が出版されているわけですから、
さまざまな主張の本があります。
矛盾するようなものがたくさん
本のタイトルだけでも、いろいろな対立・矛盾のある書籍がありますね。
・短眠がよい↔長寝がよい
・朝食は必要↔朝食は不要
・熟読すべし↔速読すべし
・量をこなせ↔質こそが大事
・運動しよう↔運動は寿命が縮まる
・株価は上がる↔株価は下がる
挙げ始めればきりがありません。
それらのすべてが正しいということはあり得ないでしょう。
世の中おかしいということになってしまいます。
あくまでも、その人(著者にとって)は正しかった、
というだけであって、読者すべてに当てはまるわけではないのです。
ですから、結局は、自分の身体で試してみるしかないでしょう。
その結果、ある人にとっては、
・速読が合っている
・短眠だと調子がいい
・朝食抜くと力が出ない
かもしれませんし、
ある人にとってはまったくその逆かもしれません。
自分に合うか合わないか、試してみた感覚。
それこそが、自分にとって正しいのです。
本に書いてあることに惑わされないことも必要ですよ。
素直に信じてみる
とはいえ、まずは素直に受け入れて、
書いてあるとおりにやってみないことには始まりません。
最初から斜に構えるのではなく、
どんな意見であっても、まずは受け入れてみて、
試せるものは試してみる。
その結果、ダメだったらやめたらいいんです。
最初は素直になる姿勢も重要です。
最初から壁を作ってしまわずに、
「もしかしたらこの意見にも一理あるかも?」
と思える懐の深さを持ちたいものです。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は五反田で仕事。
夜は会計士協会東京会の広報委員打ち合わせです。