自分の大学名や高校名を話すと、
「さぞかし頭が良いんでしょうねぇ」
と思われがちです。
でも、本当は、頭が悪いのです。本当に。
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こんなエピソードがあります。
中学3年生の頃のエピソードです。
当時の数学の先生は、サッカー部のサブ顧問の先生で、
僕のことをよく知っていました。
過去の成績、ほぼ全科目で5段階中の5を獲得していることも
もちろん知っていたでしょう。
「まぁ尾崎はどうせできているから当ててもつまらんな」
ということで、当てられることはありませんでした。
彼の講義では1年で1回も当てられず。
今だから言いますけど、
まっっっったく分かってませんでした
周りの友人たちは、
全員、僕が数学を分かっていると勘違いしているはずです。
まったくもってそんなことはなく、
期末試験直前に無理矢理たたき込んで、
なんとか試験の点数だけは確保していたのでした。
そんなことを繰り返して中学を乗り切り、
地元ではそこそこ有名な県立高校へ進むものの、
やはり数学に苦しめられました。
結局、高校2年までの理科数学の成績は振るわず、
文系コースへ進むことに。
ここでも試験直前の詰め込みで乗り切り、
好成績だけは確保したおかげで、
大学の推薦に引っかかったのです。
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それくらいの僕ですから、
会計士の勉強ができるわけないのです。
幸い、簿記は独学で3級を勉強していて、
けっこう好きだなと思えていたので良かったですが、
会社法もさっぱりだし管理会計も苦手だし、監査もよく分からなかった。
そんな僕にできることは、
誰よりも勉強することだけでした。
だって頭悪いんですから。
頭が悪いので、勉強法の工夫なんてできっこありません。
受験勉強をまともにしたこともありませんから、
勉強法なんて分かりません。
単純なことしか考えられませんから、
真っ先に思いついたのは「時間の確保」でした。
とにかく、馬鹿は馬鹿なりに、
たくさん勉強すればなんとかなるんじゃないか。
そう思って、ひたすら自習室に籠もっていました。
誰よりも早く自習室に着き、
お気に入りの座席を確保して、
誰よりも遅くまで勉強し続ける。
365日できたわけではありませんが、
けっこうな日数、これをこなしてきました。
おかげで、短答式試験はなんとか1回の受験で合格できたのです。
圧倒的な量稽古作戦です。
時間がある人は、それでもなんとかなってしまうでしょう。
周りの人は、意外と、勉強していませんから。。。
こども用の施設でこどもよりはしゃぐくらいの
頭の悪さですからね。本当に馬鹿w
★★★★★★★★★★
【編集後記】
五反田で仕事、移動して五反田で仕事。
五反田には何かの縁があるようです。
【睡眠記録】
0:00~7:00