日経新聞夕刊の、
「プロムナード」
というコーナー。
落語家の春風亭一之輔さんが、
こんなことを書いていました。
—
飛行機の航路変更があったらしく、
家のすぐ上を飛行機が飛ぶように。
↓
危ないなぁと思う
↓
もし自分が飛行機好きな人間だったら、
この状況はたまらないだろうなぁ
—
ほおおー、
なるほど。
自分にとって最悪な状況も、
視点を正反対に飛ばすと、
最高な状況になり得るのです。
これが、
パラダイム(世界の捉え方)
転換の第一歩になるんじゃなかろうかと。
たとえば、お金は汗水垂らして稼ぐもの、
それが当たり前、という世界を
生きている人がいたとして。
それが正しいとか
間違っているとかに関わらず、
もしこの世界を脱出したいなら、
正反対の考え方をする必要があります。
そこで、
お金を超絶ラク(そうに)に儲けている人、
のことを想像してみるんですね。
移動は電車かバスのみ、
という世界に生きている人は、
移動はすべてタクシーにしている人、
あるいは移動しないで暮らしている人
を想像してみるのです。
発想の転換
と言うこともありますね。
アイデアを出さなきゃいけないときに、
よく使います。
とにかく極端なこと。
自分と正反対な状況。
これらを想像してみるだけで、
世界がぐぐっと広がります。
視野を広げたいとき、オススメです。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は大阪で研修。
その後池袋に戻って講義。
【1日1イフ】
電車に乗ったら本を開く