わかるとできるは大違いです。
聞いてわかる、読んでわかる、見てわかる。
言われればわかるんです。
でもね、わかってもできない、解けない、
そういったことも多いですよね。
なぜでしょうか。
それは身体に落ちてないからです。
わかってる状態というのは、頭レベルです。
頭で考えて、頭でわかってる。
でも、試験で動かすのは頭じゃなくて身体。
身体レベルに落とし込まれていないと、点数にはなりません。
歯磨きの仕方は分かってるけど、
歯磨きの習慣が身についていないから、
歯磨きを忘れてしまうのと同じようなもの。
身体レベルに落とし込むためには、何が必要でしょうか。
何度も何度も刷り込むことです。
何度も何度も刷り込み刷り込み。
何度もスリスリ。
私は娘のほっぺにスリスリしすぎて、
すでに嫌われてる気がスル。
言い方を変えれば、躾けるということ。
歯磨きは、普通の大人なら習慣になっているでしょう。
歯磨きの仕方をわかったうえで、
歯磨きができる状態。
習慣化されているはずです。
でも、最初からできたわけではないはずです。
親に躾けられたから。
先生に躾けられたから。
気づいたときには勝手にできる状態になっていたのです。
一回躾けてしまうと、あとがラクですよ。
何も考えなくてもできちゃいますから。
躾けましょう。
できるまで躾けましょう。
解けるまで躾けましょう。
繰り返しやりましょう。
無意識レベルになるまで。
わかっただけでは足りません。
できるレベルまで引き上げましょう。
そうしないと点数には結びつかないのですから。
わかるんだけど書けない、ではダメなのです。
分かっているし、書けるし、説明できる。
目指すはそのレベルですよ。
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【編集後記】
今日は会計士受験生のための税理士試験対策講義。
その後、4月入学クラスのオリエンテーションです。
春は講義が多くて楽しいです!