問題を解かずに飛ばすのには、とても勇気がいります。
ですが、その勇気を持てると、点数が上がることが多々あります。
どんな試験でも、満点を取る必要はありません。
合格ラインの点数を獲得できればいいのです。
会計士の短答式では7割、
論文式では5割も取れれば十分です。
そのために、飛ばす勇気を持ちましょう。
なかなか、簡単ではないとは思いますが、
これも日々の心掛け、訓練です。
もちろん、すべて解けて、
すべて正解できれば1番いいのですが、
それは現実的にほぼ不可能。
制約がある中で、最も良いパフォーマンスを
発揮するためにどうすればよいか。
それをしっかり考えてみて下さい。
会計士受験で言うと、例えば管理会計論の論文。
例年、大問4問での出題です。
そのうち1問を丸々すっ飛ばすのです。
その時点でいきなり75点満点での勝負になります。
なかなかその勇気を持つのは難しいでしょう。
しかし、4問に30分ずつ費やすよりも、
3問に40分ずつ費やした方が、
結果的に点数が伸びたりします。
個人的な経験でもそうでした。
1問は、パパッと読んで理論ザッと書いて部分点を狙い、
残りの3問にしっかり時間をかける。
その方が、全体を満遍なく解くよりも、
良い結果になることが多かったのです。
会計士試験に限りません。
どんな試験でも、解くべき問題を見極め、
飛ばす問題はガンガン飛ばしていきましょう。
飛ばすはツライが点になるのです。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日はとあるプロジェクトを進めます。
夜は収録講義。
いよいよ基礎マスターも終盤で、
今日から企業結合に入っていきます!
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