短答式試験の合格ラインがどうなるか、
気になる人が増えてきています。
私ももちろん気になっています。
聞かれたらひとまず70%と答えていますが、
こればかりはどうなるか誰にも分かりません。
こうなってしまうと、7割前後だった人はつらいです。
「受かってるつもりで論文の勉強をしましょう!」
と言われても、なかなかやる気にならなかったりします。
ただ、厳しい言い方をすれば、自分の責任。
その点数を取ったのは、他の誰でもない自分自身です。
諦めて、机に向かいましょう。
この時期の遅れを1月下旬から取り戻すのはけっこう大変ですよ。
目標は何割ですか?
さて、短答式試験で何割を目指していますでしょうか。
基準が7割だから7割?
それも悪くはないですね。
5割を目標にするよりよっぽどいいです。
でも、7割を狙って7割取れるなら苦労はしません。
7割を狙っていたら、よほど運が良くない限り、
7割が取れる点数の上限になります。
せいぜい6割5分くらいに落ち着くのが関の山。
8割を目指してやっと7割を超えてくるのです。
ですから、あくまでも目標としては8割以上にすることをオススメします。
え?8割を目指すためにはどうすればよいかって?
やるしかないでしょう。
周りがみんな7割目指して10時間勉強しているなら、
8割目指すなら12時間やればいいんですよ。
簡単なことです。
不合格になる理由の1番は勉強不足にあるはずでっせ。
もちろんね、社会人で短期合格される方もいらっしゃいますから、
単純に勉強時間だけではないのは当たり前です。
でもね、それを最初から言うのは違うんじゃないですか?
それを言う権利があるのは、最大限使える限りの時間を費やして、
それでも結果が出なかった人だけだと私は思います。
質を考えるのは後でも大丈夫。
まずは使える時間をすべて確保して勉強に費やすこと。
量を確保することです。
そうすれば8割目標だって十分達成できるようになりますから。
合格ラインが気にならないくらい、圧倒的な点数で受かればいいんです!
やりましょう!
今回受験して、結果が出るまでそわそわしてしまう人は、
とにかく講義をこなすことに集中しましょう。
租税法をガンガン進めること。
講義を見ている時間は合否のことを忘れられるはずです。
あとは、時間の長くかかる総合問題を解くこと。
5分程度の問題ですと、解き終わるたびに色々考えてしまいますから。
無心に電卓を叩き続けられる、総合問題がオススメです。
基礎期のパワーアップ問題などを引っ張り出してきて
解き直してみるのはいかがでしょう。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
高校の頃の担任から詩集が届きました。
むむ、これは今の自分にめちゃめちゃヒットする。