いつもお読みいただきありがとうございます。
先日のちきりんさんのエントリがとても響きました。
その中にたとえ話として以下の内容がありました。
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たとえば、朝からずっと一生懸命、仕事をしてる(つもり)
で、夕方5時になる。
もちろんその段階では、「いまいちなものしか、できあがっていない」
なので、5時から、当然のように「頑張る」
夜の9時になる
でも、もうちょっと「頑張ったら」、もうちょっとよくなるんじゃないかと思える。
なので、夜の9時から、当然のように「頑張る」
ふと時計を見ると、夜中の12時を過ぎている。
「はっ!」と思って、頑張るのをやめて、終わりにする
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う~ん,耳が痛い。
生産性を高めるとか製品1個当たりの原価を下げるだとか,そういう話だとどうしても工場の中だけの話と思いがちですが,実はそんなことはないわけですね。
ここでいう生産性とは,時間当たり付加価値のことだろうと考えます。かけた時間に対してどれだけの価値を生み出せたか。
かける時間がより多くの付加価値を生み出した方が良いし,生み出す付加価値が同じならより短い時間で出来た方が良いですよね。
時間というものをとにかく第一に考える。時間というものを無形資産として捉える。
何もしないとただただ償却され,減っていくだけの時間。いかに有効にその時間を使っていくのか,その使い道を考えることはとっても大切です。
では,何に時間を費やしていけばよいのか。
その基準は「波及効果の高いものから順に手を付ける」ことではないかと。
鮒谷さんも,過去のメルマガで何度も仰っています。
たとえばこのエントリ。
私たちはどうしても,簡単にできそうなことや,すぐに手を付けられることから始めてしまいがちです。
しかし,それではいつまで経ってもラクになりません。大切な時間を減らす一方となってしまいます。
毎回毎回,改札でピンポーンを鳴らし,その都度1000円を補充する。それを週に1回繰り返す。
少なくとも1回当たり2分はロスしているでしょう。これが年間52回とすると,104分=1時間44分です。
オートチャージの設定を30分くらいかけて行ってしまえば,この時間のロスはなくなります。ピンポーンを鳴らして後ろの人に迷惑を掛けることもなくなります。
手書きで書いていた交通費精算書をエクセル化してしまえば時間節約になります。
なんかめんどくさいな,,,と思ったとき,そこに作業改善の余地があるはずです。
面倒くさいな,と思ったら,ありがたい!と思いましょう。そして,すぐに面倒くささを解消するような手を打つのです。
それにより,ほんの少しずつかもしれませんが,生活がラクになってくることでしょう。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
複利のような逓増人生を。