いつもお読みいただきありがとうございます。
職場のトイレの石鹸が,いつもスッカラカンになっています。
掃除のおばちゃんが毎日入れてくれているのですが,次の日には空っぽ。
どう考えてもおかしい。
実際に使ってみると,器具の調子が悪く,ちょっとずつ流れ出てしまっています。
何度か押しているとうまくストップすることがあるのですが,気付かずに垂れ流しにしておけばおそらく2~3分でなくなってしまうでしょう。
その状態が,ここ数ヶ月続いています。
私は職場にはほとんど行かないのでいいっちゃいいのですが,なんだか掃除のおばちゃんが不憫に思えてきました。
おそらく,毎日毎日,なんでだろう?なんでだろう?と首をかしげながら,石鹸液を注ぎ足していることでしょう。
あるいは,「どんだけ使うんだよ!」と突っ込みを入れながらかもしれません。
いずれにしても,何か違和感を感じているはずなのです。でも,おばちゃんはおそらくその原因を突き止めようとしていません。石鹸がすぐなくなってしまうという問題点の本質を見抜こうとしていません。
ちょっと考えれば,器具に不具合があることは分かるはずですし,試しに使ってみればすぐ分かること。
目の前に与えられた業務を淡々とこなしていくだけでは,決してラクにはなりません。
おかしいな?めんどくさいな?と思ったら,ちょっと立ち止まってみましょう。
一時的には仕事のスピードが落ちることになってしまいますが,結果としてはその方がラクに,早く仕事が済むことがあります。
ゲーセンのレースゲームで急カーブを曲がるときにはいったん減速した方が結果として早いのと一緒。スピードを落とさないと壁に激突して大炎上して大きくタイムロスしちゃいますよね。
同じことの繰り返しゲームから抜け出すため,問題の本質を見抜いてそれに対処することを心掛けたいものです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
複利のような逓増人生を。