いつもお読みいただきありがとうございます。
先日、初めて半沢直樹を観ました。確か第8話だったかな。
テレビドラマはほとんど観ないのですが、途中から観たかかわらず、食い入るように観てしまいました。
そして今、1話からすべて観て、ついに追いついたところです。
なぜ半沢直樹がこんなにも面白いのか、こんなにも流行っているのか、自分なりに考えてみました。
1.わかりやすい!
人間、わかりにくいものを面白いと感じることはなかなかありません。わからないことがわかった瞬間に、面白い!と感じるということもありますが、それはあくまでも学術の世界ではないかと。テレビドラマにおいては、わかりやすいストーリー、わかりやすい演出、わかりやすい人間関係がウケる要素の一つなのではないでしょうか。
その点、半沢直樹は非常にわかりやすい。実際に私の周りにも、途中から観たにもかかわらずはまっている人がたくさんいます。
2.毎回冒頭であらすじを説明してくれるので、途中からでも理解できる。
1.とも似ていますが、途中から観てもきちんと理解できるように毎回これまでのあらすじを、ナレーション付きで説明してくれます。ですから、なんだか流行っているから観てみようという人が、1回きりで終わらずに見続ける結果、視聴率も右肩上がりになっているのでしょう。
3.リアルすぎないリアル
悪い上司と正義感の強い部下、その部下を慕ってついて行く後輩。
あまりにも半沢直樹の正義感が強すぎるところはリアルとかけ離れている感じもありますが、職場における人間関係の構図としてはありがちな話でしょう。
リアルとかけ離れすぎていても視聴者の興味を引くことは難しいですが、リアルすぎても面白みがない。
そのあたりのバランスがちょうど良い塩梅のドラマだと思います。
4.数字が出てくる
数字というものに、日常的に触れないという人はいません。銀行のような仕事をしていなくても、社会人であれば給料というものをもらいます。買い物をすれば数字は絶対に目に入ってきます。
人間はみんなお金好きです(笑)。粉飾決算などのワードには敏感な人も多いでしょう。ドラマでは銀行が舞台であることから、さまざまなところで数字が出てきます。これも1つの要素かなと。
5.心理描写が絶妙
心理描写が絶妙です。悪い上司の依頼を受け入れるかどうかで心が揺れ動く。そのときに浮かぶのは家族の姿。結局1番大事なのは自分であり自分の家族。でも仲間も大切。そのあたりの複雑な部分を見事に描写しているなあと。
結局のところ、人間はみな、自分が大好きということなのでしょうね。このドラマには、ビジネスをする上でのヒントになることもたくさんあります。
まだ観ていない人は、ぜひ!
最後までお読みいただき本当にありがとうこざいます。
複利のような逓増人生を。