【Vol.160】日本版ISAの愛称について。

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

何かと話題になっている日本版ISAですが,このたび,その愛称が決まったようです。

とその前に,みなさんは日本版ISAをご存知でしょうか。投資をまったくしたことがない,興味がないという人はおそらく知らないと思いますが,これから投資を始めてみよう,という人は是非知っておいて欲しいです。

下記をご覧下さい。

新NISA(ニーサ)とは?拡充・恒久化はいつから?拡充内容やおすすめの証券会社を解説
NISA(ニーサ)とは、「株や投資信託(投信)などの運用益や配当金を、一定額非課税にする制度」です。通常は、利益に対して20.315%の税金がかかるので、NISA口座で利益が出た場合は、節税面で大きなメリットを受けられます。なお、NISAはニーシャではなく、ニーサです。

 

簡単に言ってしまうと,(条件はありますが)投資から得られる利益に関して税金が免除される制度です。

たとえば,10万円で買った株が値上がりして15万円になり,そのときに売却したとしましょう。そのときの利益は5万円ですね。通常であれば,その利益に対して20%の税金がかかりますので,5万円×20%=1万円が税金としてとられてしまい,自分の手元に残るのは4万円になってしまいます。けっこう痛いですよね。

しかし,日本版ISAの制度では,この税金がかからず,まるまる5万円が手元に入ってくることになるのです!

 

その日本版ISA,日本版アイエスエーと言ったり日本版アイサと言ったり,金融機関によって呼び方がまちまちだったため,統一すべく愛称を募集していました。

その結果,「NISA(ニーサ)」に決まったとのこと。

 

まあ,日本の「N」とISAをくっつけただけの単純な名前ですが,私には思い付かなかったでしょう。(貯蓄から投資ということで,「チョトシー」とか考えたりしてました。センスなさすぎ笑)

 

で,このNISA,実はすでにある機関で使われていることが分かりました。

これです。

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こんなことってありなのでしょうか。なんとも不可思議というか,滑稽というか。

ちなみにこの事実は下記のブログで知ったのですが,確かにちゃんと調べたのだろうかと疑問に思います。

日本版ISA(愛称:NISAに決定)で口座移動の柔軟化へ金融庁が方針転換 | ホンネの資産運用セミナー<インデックス投資ブログ>

 

知っていて敢えて決定したのであれば良いのですが(良いのか?),もし何も調べずに決定してしまったとしたら何とも情けない。もともとのNISAの人たちから反発とか来ないのでしょうかねえ。

どんなにいいな,と思われることであっても,一度立ち止まってじっくり考えてみることも必要なのかもしれません。いつやるか,いまでしょ!の風潮があり,とにかく何でもやってみるという流れになりつつありますが,きちんと状況に応じて適切な対応をとる。今でしょ!に乗ってやってみるのは簡単ですが,そこには思考が伴っていないと思います。直感や勢いで行動することも時には必要ですが,自分の頭でじっくり考えたり,事前に調べられることはできる限り調べてみるという姿勢も忘れないようにしたいですね。

 

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

継続は人生なり!今日もコツコツいきましょう。

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