いつもお読みいただきありがとうございます。
今日で4月も終わりです。新年度でバタバタしていた人も落ち着いてきたのではないでしょうか。
新年度は,新しいことを始めようとする人がとても多いですね。きっかけは何であれ,新しいことにチャレンジするのはとても素晴らしいことだと思います。
一方で,「五月病」という言葉がありますね。
ウィキペディアには,
「五月病(ごがつびょう)とは、新人社員や大学の新入生などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。」
とあります。
ウィキペディアの定義では,新入生や新社会人に限った話になっていますが,これは誰にでも当てはまる,誰にでも起こりうる症状だと思っています。
新しいことにチャレンジしよう!と最初は意気込んでいても,慣れないことなのでだんだん疲れてきてしまい,結局「やーめた」となってしまう。しかもちょうどやり始めて1ヶ月後にゴールデンウィークがやってきますので,このタイミングで旅行などに出かけてしまうともうアウト。かなしいかな,二度と最初の頃の気持ちは戻ってこないでしょう。
そうすると,またどこかのタイミングで新しいことにチャレンジする機会があっても,過去の経験が残っており,どうせ今回も続かないんだろうな,と自分自身にブレーキをかけてしまうわけです。
そうならないためには,やっぱり小さく始めることが大切です。本当に,ものすごく小さくて良いのです。
英語の勉強であれば,毎日1単語覚える,でも良いです。
それを続けられることで自信になり,やればできるんだ,というマインドになれます。
会計士の勉強を始めようと思ったら,まずは簿記3級の勉強をしてみたり,無料体験講義に出てみたりする。会計の書籍もたくさんでていますので,まずはそれを何冊か読んでみる。小さく始めてみることも選択肢に入れて良いのではないでしょうか。(まあ,会計士の勉強は,やると決めたら早いほうが良いんですけどね)
また,投資に関しても同じことが言えるでしょう。
景気も良いし,株でもやるか!と,いきなり大金を突っ込んでしまう。
→日々の株価の動きが気になって仕事が手に付かない。
→結局損をしてしまう。
→もう投資なんてこりごり!ということであきらめてしまう。
非常にもったいないですよね。まずは小さく,1500円程度の書籍がたくさん売っているわけですから,いくつか読んでみれば良いのです。数十万円,数百万円を動かそうというのであればその程度の支出は惜しむべきではありません。
あるいは,まずは少額から投資を始めてみることです。投資というものに徐々に慣れていかないと,ふとしたきっかけで投資というものが大嫌いになってしまいかねません。リーマンショックのような事態がいつ起こるか分かりません。今日起こる可能性もあるわけです。そうなっても大丈夫なくらいに少額から始めましょう。最近では500円から始められる投資もあります。
小さく始め,続けられる自信をつけ,自信がついたら少しだけ大きくして,またそれを続け,自信をつけ,,,
というスパイラルを作ることができれば,どんなことでも達成できそうです。
そのときの注意点は,とにかく,小さすぎるくらい小さいことから始めることです。
早起きであれば,いつもより5分早起きで良いのです。いきなり30分や1時間早めようとするから,どこかでガタがきて続かなくなってしまうのです。
ちなみに私は4月から毎日ランニングをしています。最低1キロと決めていますので,10分もあれば着替えて走って帰ってこられます。なんとか30日続けられました。
やっぱり!始めは小さくがいいですね。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
継続は人生なり!今日もコツコツいきましょう。