いつもお読みいただきありがとうございます。
打つ手は無限。タイトルがとても強烈です。
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まえがきの最初のフレーズが印象的です。
『遠くに旗を立て続ける』
立てる,ではなく立て続けるとなっているのが個人的にはミソだと思っています。旗を立てるだけなら誰でもできる。立て続けることができないから,多くの人はせっかく決意してもどこかで挫折し元の状態に戻ってしまうのです。
『多くの人々と同じ方向を目指さない』
→みんながやらないことをやろうと改めて決意させられました。
『本当にやりたいことをやる』
→やりたいことをやっていいんだ。笑いたい奴には笑わせておけばいい。
『魅力はリーダーにとって不可欠の要素だ。その魅力の根源は性格である』
→人を引っ張るリーダーになるには能力もさることながら性格も大切なんですね。
『性格を鍛え,象るものは,具体的には世界観を磨くことであり,たくさんの場数を踏むことが大事』
→世界観を磨くためにできるだけいろんなことを経験してみたい。
いずれも,まえがきに書かれている言葉です。
そして,本のタイトルにもなっている「打つ手は無限」という滝口長太郎さんの詩もまえがきに載っています。
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すばらしい名画よりも、
とてもすてきな宝石よりも、
もっともっと大切なものを私は持っている。
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、
愚痴を言わない。
参ったと泣き言を言わない。
何か方法はないだろうか、
何か方法はあるはずだ、
周囲を見回してみよう。
いろんな角度から眺めてみよう。
人の知恵も借りてみよう。
必ず何とかなるものである。
何故なら打つ手は常に無限であるからだ。
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できない理由を並べるのは簡単です。
でも,この詩を読んでもまだできない理由を並べますか?
必ず何とかなる。そう思ってあらゆる手を打っていこうではありませんか。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
複利のような逓増人生を。