今日ですね、新宿駅構内で乗り換えようとしてたら、
知らない50代~60代くらいの土木作業員風のおじさまから、
いきなり、
「ジャマくせえな~、おい!!」
と。
妻が娘を抱っこして、
僕はベビーカーを片手で持って引いていたのですが、
誰かが当たった気がして、
ふとみてみたらそのおじさまでした。
後ろから僕を追い抜こうとしてベビーカーに当たったので、
追い抜きざまに冒頭の一言が出てきたわけですな。
「すいませーん」
と一言いったらさっさと歩いて行ってしまったので、
まぁ一瞬の出来事だったのですが、
昔に比べて、出来事の捉え方が変わったな~とふと思ったのでした。
昔だったら、それこそ明らかに苛ついた表情で、
「あ?そっちが勝手にぶつかってきたんだろうが!」
ととっくみあいのけんかになっていたことでしょう(うそです)。
少なくとも、ウルトライライラしていたはずです。
今回は、スッと気持ちをすぐに落ち着けられました。
どうしてかと言いますと、
意識を外に向けられた
からだろうな、と。
今回で言えば、意識をそのおじさまに持って行ったのです。
すると、
このおじさまはどんな生い立ちだったんだろうか、とか、
仕事でむしゃくしゃしてたんじゃないか、とか、
暑い中で作業してもうへとへとなんじゃなかろうか、とか、
奥さんが病気で入院中なんじゃなかろうか、とか。
こんなことでいちいちイライラしていて、あぁ、かわいそうだな、とか。
そういう考え方ができたので、
イライラせずに落ち着くことができたのでした。
言われた自分のほうに意識が向いてしまうと、
たとえば、たとえばですが、
こんな感情がわいてくるかもしれません。
たとえば、ですよ。た・と・え・ば
なんで俺がそんなこと言われなきゃいけないんだ!
当たってきたのはそっちだろうが!
よけられないくらい運動神経悪いのか、このおっさん!
こちらは子ども連れてるんだよこのクソおやじ!
言われてしまった自分がかわいくてかわいくて仕方ないので、
相手に対する罵詈雑言しか出てこない可能性があるのです。
あくまでも、想像上の一例ですからね。
暑くなってくると、変な人も増えてきます。
無用な争いを避けるためにも、
意識を相手に持っていく訓練をしてみては。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
午後から妻と娘も合流し、
神奈川の実家で夕方までゆっくりしました。
【睡眠記録】
1:00~10:00
実家にいるとウルトラ寝てしまう。。。