模試を「本試験だと思って受験する」とは具体的にどういうことなのか?

勉強法
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よく、

「模試は本試験だと思って受験しましょう!」

と言われますよね。

私もよく言っています。

でも、「本試験だと思って」とは、
具体的にどういうことなのでしょうか?

そもそも本試験を受験したことがない人には、
その感覚すらわからないと思います。

 

技術面、精神面、生活面の3つの面から捉えられるかなと。

もうすぐTACの論文公開模試なので、

以下、論文を念頭に。

 

技術面

時間配分や解く順序などです。

たとえば会計学では、計算と理論どちらを先に解くのか。

企業法ではどちらの問から解答するのかなどです。

制限時間内で最大の得点をたたき出すことを考えましょう。

 

会計学(財務会計論)でいえば、

 

典型的な理論

計算

その他の理論

 

の順序が個人的にはオススメです。

 

あとは、特に理論の論述で大事だと思うのが、

他の人が書きそうなことを自分も書くように意識する

ということです。

これは悪く言えば守りに入った答案を書く、ということなのですが、

理論は大外ししなければそこそこの点数が来ると個人的には思っています。

偏差値でいえば50~55くらい。

 

分からない問題を必死で考えた結果、

ふと「神降臨!」となり、ばっちり答案が書けることがありますが、

たいていの場合は的外れの解答だったりします。

自分の周りの受験生がどんな答案を書いてくるかな、、、

と想像して、その解答を書くようにしてみましょう。

ずば抜けた点数は取れなくても、ずば抜けて悪い点数にもならないはずです。

 

 

精神面

ここで結果を出せば試験から解放される!

やっと念願の会計士になれる!

 

と思って受験すること。

 

逆に、

これでダメだったらまた1年勉強なのか、、、

というネガティブな面も、出てきてしまう可能性もあります。

本試験は、本当にさまざまな感情が渦巻く中での受験となります。

 

そういったプラスマイナスすべての感情をひっくるめて勝負なのです。

 

模試の結果次第で今後の人生が決まる!

というくらい強めのプレッシャーを与えて受験してみて下さい。

 

生活面

本試験当日にどう過ごすか。

何時起きて何時に電車に乗るのか。

受験会場が違うでしょうから完全に同じにはできませんが、

だいたい似たような時間に移動したりすることはできるはずです。

食事もそう。飲み物もそう。

当日にコンビニのおにぎりを食べる予定なら、

模試の日もコンビニのおにぎりを食べる。

自宅からお弁当を持って行くつもりなら模試の日もそうしてみる。

初日が終わったら2日目の勉強をどれくらいするのか。

何時に寝るのか。

 

生活スタイルを本試験に合わせることです。

そのために、本試験当日にどう過ごすことになりそうか、
あらかじめ考えておきましょう。

 

 

TACの模試は来週です。


★★★★★★★★★★

【編集後記】

これからMG2日目です。

耳の違和感に負けずに楽しんできます。

 

【昨日の1日1挑】

MG初日交流会でソフトドリンク

 

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