試験に合格するためには、
二つの要素を考えることが必要です。
ベクトルの向きとベクトルの長さです。
ベクトルの向き
これは、「合格」というゴールに向かって矢印が伸びているか?
ということです。
極端な例を挙げれば、
会計士試験に合格したいのに、社会保険労務士の講座を申し込んでスクールに通っていれば、
いつまで経っても会計士試験に合格はできません。
会計士になりたければ、会計士試験合格というゴールを目指して動かなければならないのです。
もうちょっと現実的な例では、
試験合格を目指しているはずなのに、
大学の友人と遊んでばっかりとか、
サークル活動に明け暮れているとか。
あるいは、試験合格のためには簿記をもっと優先的に勉強すべきなのに、
会社法の勉強ばかりしてしまうとか。
合格というゴールにベクトルが向いているか?
意識したいものです。
ベクトルの長さ
いままで数多くの受験生を見てきましたが、
ベクトルの向きが合わないために合格できない人は、実は少数です。
伸び悩んでいる人の多くは、長さが足りていない人です。
ここでいう長さ=量のこと。
そもそも絶対的な勉強量が足りてないだけ、
という人が非常に多いのです。
もっとやればグンと伸びるのに、
その手前で勉強をやめてしまう。
最後の一踏ん張りができない人が、
増えてきている気がします。
そもそも量をこなさなければ、
ベクトルがどちらを向いているかがわかりません。
ある程度の量をこなして初めて、
向きが合っているか間違っているかわかるのです。
つべこべ言わず勉強せい!
ってことです。
身も蓋もありませんが、これが現実です。
もちろん個別具体の試験科目において、
ちょっとしたコツとかはあります。
でも、最初からコツだけ教えてもらってラクしよう、
という姿勢では、失敗してしまう可能性が高いです。
愚直に淡々と勉強量をこなすこと。
まずはこれだけ考えてみて下さい。
こんなアホみたいな僕でも、
愚直にやれば会計士になれましたから。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
友人主催のセミナーに参加しました。
診断士、かっこいいっす。
もう一回くらい同じセミナーやる予定とのことなので、
こちらのブログを毎日チェックしてみてはいかがでしょうか。
【今朝の体重】
63.2kg
【昨日の1日1挑】
コーヒースタンド36℃
友人セミナー
ないすとぅみーとぅ!