会計士として生き残るために,会計士らしくない人間になろう。

気づき
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最近,「将来なくなる仕事」

といった記事やニュースが目につきます。

機械にとってかわられる仕事の特集が組まれたりしています。

会計士は,これら特集の定番の職種になっています。

最近では,週刊エコノミスト。

2016-01-09 12.58.26

これじゃ食えない,とまで書かれてしまっています。

東芝の問題を中心にズバズバ切られてました。

 

Chikirinの日記でも,

企業の不正経理とか,人間の会計士がチェックするより,圧倒的にキカイのほうが上手く見つけそうだよね。

東芝の不正経理だって,四半期の決算期毎に利益が跳ね上がってたわけで,ああいう「異常な利益計上が決算期毎に起こってる」みたいな不自然な動きを見つけ出すのは,プログラムが得意とするところです。

会計士なんて人間がやる必要,ぜんぜん無い。

と書かれています。

 

このあたり,会計士自身はどう考えているかといえば,

一部同意,一部反対

という人がほとんどだと思います。

 

確かに単純な数字の分析については,

いずれキカイにとってかわられてもおかしくありません。

むしろ,人間がやる時間がもったいないとも思います。

しかし,その金額が妥当かどうかという判断の部分には,

やはりまだまだ人間の力が必要でしょう。

会社の経営陣とコミュニケーションをとり,

数字の変化の裏付けをとるのが我々の役目。

 

逆に,数字に変化がなければ大丈夫かというとそういうわけでもありません。

変化していなければオカシイときもあるのです。

そのあたりの判断は,まだまだ人間にしかできないでしょう。

 

とはいえ,いずれAI(人工知能)で出来るようになるかもしれません。

楽観視している人は少ないと思います。

会計士とはいえ,いつ自分の仕事がなくなってもおかしくないです。

これは会計士だけではなくあらゆる仕事にいえると思っています。

 

であるならば,「らしくない人間」を目指してみてはどうでしょう。

本業だけに専念していると,それがダメになったとき,

立ちゆかなくなってしまいます。

自分のやっていることの正反対のことをやってみたり,

関係なさそうなことに手を出してみるのです。

そうすれば,

会計士らしくない会計士

税理士らしくない税理士

SEらしくないSE

診断士らしくない診断士

保険営業らしくない保険営業

企画人らしくない企画人

 

になれます。

いずれ1つの道が絶たれたとしても,

他でうまくやっていけるようになるでしょう。

 

だから僕は,監査だけに特化した会計士をやっていないのです。

専門家だからこそ,専門外を学ぶ。

こういう意識をいまのうちから持っていれば,

消える仕事トップ10に入っていても大丈夫でしょう。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

1年ぶりの東京MGです。

2日間みっちり学んできます。

 

【今朝の体重】

N/A

 

【昨日の1日1挑】

恵比寿 おやまだ

恵比寿 e-smoke

 

ないすとぅみーとぅ!

 

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