昨日まで,囲碁初段合格までの道程を振り返っていました。
会計士受験の勉強とかなり似通っています。
基礎期には基礎の反復練習
初期段階,勉強期間全体の最初の3分の1~半分くらいまでの期間は,
徹底的に基礎をたたき込むことが大事です。
僕は,ここで合否の8割が決まると思っています。
TACのカリキュラムでいえば,
入門~基礎マスターⅡのあたりですね。
基礎マスターはⅣまでありますが,
Ⅰ,Ⅱの回数が多いです。
そこで勉強のコツをつかめるかが,
その後の伸びを大きく左右します。
その時期には,実戦練習の機会はそれほどありません。
この時期にはとにかく例題やトレーニングといった,
基礎教材を徹底的にマスターして欲しいからです。
例題やトレーニングなどの個々の問題を解くというのは,
サッカーでいえばランニングやパス練習,
シュート練習をそれぞれ単独でやっているようなもの。
まずはランニングで基礎体力をつけ,
パス練習でまっすぐ蹴る技術を身につけ,
シュート練習で足を振り抜く力をつけます。
それらがある程度しっかりできるようになって初めて,
走りながらパスを受け,シュートまでの流れのある練習に移行します。
勉強も同じように進めていくのがいいのです。
受験中盤~後半は実戦経験を増やす
TACのカリキュラムでは,
徐々に実戦形式の練習機会が増えてきます。
試合では,ランニングができるだけでも,パスができるだけでも,
シュートができるだけでもだめなのです。
それらをつなげることで初めて得点に結びつくわけですから,
基礎の反復で身に付けたことを,
実戦で活かせる訓練をしなければいけません。
そのためには実戦を積むのが1番。
紅白戦や他チームとの練習試合をすることで,
実戦力をつけていくのです。
TACの答練や模擬試験などは,
受験期間の後半にたくさん実施されるようになっています。
その時期までは徹底的に基礎練習に励みましょう。
基礎ができていないのに実戦に進んでも,
まったく太刀打ちできずに時間だけが無駄に過ぎてしまいます。
走れない,パスできない,シュートできない選手が試合に出ても,
まったく役に立たないのと一緒です。
だからこそ初期段階がとにかく重要なのです。
囲碁も同じでした。
前半は基礎的な詰碁や手筋,
9路盤での接近戦を徹底的に鍛えました。
後半は19路盤での対局を中心にしていきました。
会計士試験に限らず試験に合格したことのある人なら,
囲碁の上達も早いんじゃないかと思います。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
妹2人が,娘と初めて対面。
人見知りが始まったのか,
抱っこされるとガン泣きでした(^^;)
これも成長なんでしょうね。
【1日1挑】
ジュレピュレさくらんぼ味
ないすとぅみーとぅ!