「トライアスリート」と聞くと,自分とは縁のない,
遠い世界の人,と思うかもしれません。
事実,昔の僕がそうでした。
Admiralやポセイ丼に入るまでの人生で,
一人だけ身近にトライアスリートがいました。
会社の先輩です。
彼は,自分が会計士の受験勉強していた頃には既に講師になっており,
めちゃめちゃ頭が良く,
億単位で稼ぎ,船も所有しているという噂の人でした。
それくらい稼いでいて,時間やお金が自由じゃないと,
トライアスロンは出来ないんだろう,そう勝手に思っていました。
しかし,そういうわけじゃなかったことが,
僕がトライアスリートになったことで,証明されました。
トライアスリートになるための壁は3つ+αあると思います。
バイク,ウェットスーツ,遠征代などの経済面
時間面
スイムへの抵抗
そして+αが家族の理解
です。
経済面
世の中の平均年収くらい稼げていれば,十分挑戦は可能です。
むしろ,経済的なところはただの言い訳にしかならないだろう。
そういう人に限って,タバコを毎日吸っていたり,
飲み会にしょっちゅう参加していたり,
車のローンを払っていたりするものです。
それらを全面から否定するつもりはありませんが,
お金が無くて,,,は言い訳にしかならない,そう感じています。
なぜなら僕も昔はそれを言い訳にしていたから。
実際のバイクの値段を調べた訳でもないのに。。。
バイクを買うお金もないし,と,勝手に壁を高くしていたのです。
バイクは,安いものであれば,ちょっと良い冬物のコートと同じくらいで買えてしまいます。
トライアスリートになると決めてしまえば,おそらく,
バイク代はなんとかやりくりして捻出出来るでしょう。
やると決めること。
これが一つ目の壁の乗り越え方です。
時間面
やると決めてしまえば案外何とかなるものでした。
むしろ,トライアスリートを目指し始めた今の方が,時間ができている気がします。
無駄な時間を極力なくすような意識が芽生えますし,
一つ一つに対する集中力も増しています。
ダブルサラリーマンの僕でもなんとかなりました。
時間が無くて挑戦できない,というのも言い訳になってしまうでしょう。
平日に休みをとらなくても参加出来る大会もあります。
やると決めること。
これが2つ目の壁の乗り越え方です。
スイム
スイムに関しては,僕が証明して見せたので言うまでもないでしょう。
どれだけ泳げないか,泳げてもスピードが全出ていないかは,
ポセイ丼メンバーや,スイムの先生に聞いていただければ分かります。
本当に,泳げません。いまでも。
でも,こんな僕でも生きて帰ってきました。
何度も死にそうになったし,海の中で生と死について考えたし,
水も飲んだけど,命は助かりました。
きちんと基礎を学んで,練習を積めば,
完走するくらいの泳力はつくものです。
やると決めること。
これが3つ目の壁の乗り越え方です。
(とはいえ,海は本当に命に関わるので,
ここは,慎重に考えるべきところではあります。)
家族の理解
ここは,人によりけりでしょう。
独り身であれば,壁にはならないでしょうが,
奥さん(旦那さん)や子どもがいれば,
家族の理解を得ないとなかなか難しいです。
実際,僕の周りにも家族との調整の問題で,
トライアスロンに挑戦出来ない人が少なからずいます。
各々事情がありますので,
この解決は何ともしがたいと思います。
僕はいまのところ上手くいっていますが,
この先のことは正直わかりません。
壁に手を掛けてみよう
どんな壁でも,上る前は高く見えるものです。
でも,いったん壁に手を掛けて,
上り始めてみると意外とすんなり越えられることもあります。
それがトライアスロンの壁なのです。
変わり映えのない生活に飽き飽きしているあなた。
変人になりたいあなた。
一歩を踏み出してみませんか。
今から挑戦するのにオススメの大会はこちら。
僕も出ます。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日はのんびり散歩と花見をして過ごしました。
桜ももうすぐ散ってしまいそうですね。
ないすとぅみーとぅ!