インド以来の無力感
昨年9月,インドへ行きました。
(過去エントリ,インドシリーズを参照ください)
とにかく英語が分からないので,会話の99%が理解出来なかったのです。
その瞬間は悔しく,
やはり英語の時代だ
と思って英語の勉強本を買ってみたのですが,
やはり日常の引力はすさまじく,読み切らずに売ることになりました。
インドで感じた無力感。
それを久々に今度は日本で感じたのです。
ウェットスーツは浮くから大丈夫だよ,の真意とは
トライアスロンの大会はウェットスーツを着て海を泳ぐので,
沈むことはないから大丈夫と言われていました。
確かに浮きます。
確かに,浮きはします。
浮きはするんですが,言葉が足りません。
正しくは,
「ウェットスーツを着ていない状態よりは,浮く」
でした。
もっと,もっと,ぷかぷか浮いてくれるものと思っていましたが,
ちゃんと浮くための動作をしないと浮きません。
泳いでいる途中に水を飲んでしまい,さっそく足をついてしまいました。
先生から,水を飲んでパニクったときの対処法を教えてもらい,
初めて浮き方を知りました。。。
100m泳げず
15名ほどの参加者を,ペースによって2レーンに分けての練習でした。
もちろん僕は遅い方のレーン。
一緒に参加したSさんは,大会出たことがないのに速い方のレーンへ。
(僕の中では,Sさんはトライアスロンでかなりのタイムをたたき出すのではないかと
密かに思っております。スイムもランも速いので。)
まず,50mプールを往復したのですが,,,
復路の3/4くらい,箱根でいえば9区の前半あたりで苦しくなり足を着きました。
後ろから迫る友人のMさんに先に行ってもらい,僕は最後尾へ。
ウェットを着ても100m泳げないとは,我ながら,自分自身に失望しかけました。
心が折れかけました。。。
その後の練習
その後は,レースのためのテクニック。
顔を上げて(ヘッドアップ)進行方向を確かめたり,腕を使わずにキックしたり。
最後には,ひたすら泳ぐ時間もありました。
みんなが50mを7本泳ぐところ,僕は5本。
圧倒的に,ペースが遅いのです。
参加者中,完全なるビリ。
泳ぎの偏差値でいうならば,もはや8くらいでしょう。
こんなに悲惨な経験はインド以来2回目です。
英語は出来なくても死ぬことはないでしょうが,
泳げないことには死のリスクから逃れられません。
英語からは逃げても良かったかもしれませんが,
泳ぎの練習からは逃げられません。
〆は板キック
練習の最後に,全員板キック(ビート板を持ち,バタ足だけで泳ぐ)のタイムをはかりました。
さて僕のタイムは,,,
50m:2分1秒。
ちなみに友人のSさんは50秒,同じく初心者の友人Mさんは1分30秒とのこと。
はい,僕のクソさがよく分かります。
バイクやらなきゃと思っていましたが,そんなこと言ってられないくらい,まずい状況です。
エントリーしているマラソン大会を回避して,プールで泳いだ方が良さそうです(^^;)
備忘のためのメモ
その他,いただいたアドバイスをメモしておきます。
・柔軟性すごく大事
・スカーリング(手を左右に動かす)で浮く練習
・鼻から吐いて口で吸う
・普段の呼吸のように。10のうち1~2だけ吐いて吸う。10すべて吐ききるから苦しくなっちゃう。
・まずは息をする練習を
・手を前に残して,もう片方が来てから引くくらいでもいい
・どれだけたくさんの水を後ろに運べるか
・キックはラクに
・レース前にジャンプやスキップで心拍をあげておく
・首を曲げるんじゃなく体を曲げて息継ぎ
・体幹大事
・腕は方のラインにまっすぐ伸ばすように
・ストレッチだけでスイムは速くなる(肩胛骨,足首など普段から意識)
結論。
泳げない人はウェットスーツを着ても泳げませんからーーー!!!!!!残念!!!!!
参加したのはこちらのイベント 。
ウェットを来ての泳ぎを経験出来て良かったです。
太田コーチの分かりやすい指導もあり,少しは完走に近づいた気がします。
でも,まだまだ2kmは遠い。。。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日の練習会,よく見てみると参加条件が
「400mを10分以内 」
でした。そもそも100mすら泳げないのに。。。
参加しただけで勇者認定して欲しいです。
ないすとぅみーとぅ!