iPhone5のスリープボタンが,1年前からずっと効かなくなっていました。
不便だなと思いつつも,アクセシビリティ機能により代替出来るので,
特に気にせず使っていたんです。
ですが最近,ついに電池もイカレてしまいました。
電池残量40%くらいから急に落ちる。
すぐに電源につなぐと,また40%で復活するんです。
おかしいな~と思っていたところ,無償交換プログラムの対象であることが判明しました。
電池のみならず,スリープボタンもだいぶ前から交換できたようです。
知らなかった。。。
これは交換してもらうしかない!
と思って意気揚々と最寄りの店に向かうと,長蛇の列。。。
そりゃそうですよね。結局その日は断念。
Appleのストアを予約しようと思いましたが,こちらもいっぱい。
Appleサポートに電話してみました。
「やはり予約はいっぱいでとれないので,
操作に問題がないのであればまた落ち着いた頃に来て下さい。
交換は期限ありませんので」
と言われたのでしばらく待つことに。
iPhone6の発売も少し落ち着いたと思われる10月半ばに,
再度時間を見つけて交換のため,
ビックカメラにある修理センターに持って行きました。
「お客さん,契約から2年超えてるんで,スリープボタンは有償ですね」
うそでしょ!?
Appleのお兄さんいつでもいいって言ってたよ!
しばらく考えたあと,もう一度Appleに電話して交渉してみることに。
すると,スペシャリティだかエグゼクティブだか忘れましたが,
さらに上のレベルの人が対応してくれ,
その場で無償になるように変更してくれました。
ビックカメラの人も,
「いやー。いままでいろんなところで働いてきましたけど,
こんな良い対応してくれるところはありませんね~。神対応ですね~!」
と言っていました。
確かに,日本はおもてなしの国,サービス精神の国と言われますが,
結局面倒なことはやりたくないもの。
期限を過ぎたものは画一的に「ダメ」と言われてしまうことが多いですよね。
そんな中のAppleの対応ですから,神対応と言えるでしょう。
無償で交換してもらえました。ありがたや。
で,私のAppleに対する評価は上がったわけですが,よく考えてみましょう。
最初のお兄さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はじめから2年で無償の期限が切れると言ってくれていれば,もう少し早く行きましたよ。。。
店に行く1週間前に2年が経過していたのです。
なんとしたたかなのでしょう。
有償です
↓
なんとかします
↓
無償にしました
という流れをあえて作りだしたのではないか。。。
感情は振れ幅です。
いったん落胆させてから上げることで,
好感度がよりアップします。
マイナス10からプラス5まで上がる方が,
0からプラス10まで上がるよりも,好きになるのです。
自分を好きになってもらいたかったら,これは知っておくべきでしょう。
「Appleサポート戦略」
おそるべし。
これからもお世話になります。
ないすとぅみーとぅ!