甲子園が盛り上がっています。
山形中央vs東海大四の試合を何気なく眺めていました。
0-0と緊迫したムードで迎えた延長10回表に山形中央が2点を奪ってそのまま勝利したわけですが,
東海大四の4つのエラーがなければ結果は違っていたでしょう。
当たり前のことを当たり前にこなすこと
なんてことのないプレーでした。
おそらく普段は起こらないようなミスです。
ベース間の距離のキャッチボールが出来れば問題なかったはずです。
ああ,エラーってこわいなと。
一瞬にして試合を決めてしまうんです。
逆に山形中央はエラーをせず無失点で終えたわけです。
打線が爆発したわけではありません。
相手のエラーで点数をとり,それを守りきっただけで勝ったのです。
(もちろん無失点はすごいことです)
当たり前のことを当たり前にこなしていればエラーは起こらず,勝てたかもしれないのです。
これは日常でも言えるのではないでしょうか。
知らず知らずのうちにエラーを積み重ねているかもしれません。
ここで言うエラーをしないこととは,何も新しいことにチャレンジしないこと,ではありません。
新しいことにはしっかりチャレンジしていくべきでしょう。
それと同時にエラーを減らす努力もしていったほうがより良いです。
特に新しくないこと,慣れていること,自分にとって当たり前のことを当たり前のように行うこと。
これだけでもずいぶん人生はうまく回っていくような気がします。
たとえば,「時間がない」というエラー。
これも突き詰めれば日常生活から生まれたエラーの1つと言えるでしょう。
時間がないと嘆く前に,まずは週に一度の二度寝をなくしてみる。
それだけで1週間に2時間くらい余剰時間が生まれます。
2時間あれば本1冊が読めますよね。
ランニングもできますし買い物にもいけるでしょう。
二度寝以外にも,探せばたくさんのエラーが見つかるはずです。
特に毎日起こるルーティンなこと。ここにエラーがあるとその損失は計りしれません。
寝る,起きる,歯を磨く,顔を洗う,インターネット,通勤,読書,運動,スマホなど,毎日の行動の中にエラーはないだろうかと自問してみてはいかがでしょうか。
複利のような逓増人生を歩みましょう!