いつもお読みいただきありがとうございます。
数ヶ月前に読んだ本です。「今でしょ!」が最も流行っていた頃,自分としてもとにかく行動行動,ノーポチノーポチを実践し始めた頃でしたので,その逆を行くタイトルに惹かれ購入しました。
(ちなみにノーポチとはノータイムポチリの略です。とにかく即申し込むとか,やると宣言するとか,考える時間を与えずに行動に移すことです。)
[amazonjs asin=”4478021805″ locale=”JP” title=”すべては「先送り」でうまくいく ――意思決定とタイミングの科学”]
簡単な抜粋とコメントを。
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先送りとは,使える時間の拡張である
先行者優位ではなく先行者劣位になることもある
15歳以上のアメリカ人が,一般的な平日に読書に使う時間は,たった20分だ。ファストフードが増え,他の時間に費やせる時間が増えると思いきや,そうなっていない。
わずか数秒のために,日々の研鑽を
→何のために勉強するのか。それは準備のため。チャンスをつかむため。
話す言葉を変えなくても,その言葉を発するタイミングを少し遅らせることで話がうまい人になれる
→「間」というものは大事なものです。もっと話がうまくなりたい。
人間は未来について考える唯一の動物である→人間は未来をはるか先まで考える唯一の動物である
→先のことを考えられるのが人間の強みである。ならば将来を見つめ,なりたい姿,ありたい姿を描き,逆算で今すべきことを考えるべきではないでしょうか。
英語の表現で,認めたくないミスを認めて謝ることを,「カラスを食べる」という
→知りませんでした。
能動的な先送り(今すぐ片付ける必要のない仕事を後に回す),受動的な先送り(怠惰)
→先送りも悪いだけじゃない。意図的な先送りは認められるべきですね。
人間は先送りをしたがるもの
→この性質は知っておいて良いですね。
誰かが何かの行動を遅らせるとしたら,それは先送りではなく,確率を計算し未来の費用と便益を正確に割り引いて,今日行動する価値はないと判断した,ということのはずだ
→ここまで考えている人がどこまでいるか。そもそも割り引くという概念は多くの人は知らないはず。
弁護士や会計士は先送りの天才
→言われてしまいました。トホホ。
最高の投資戦略は,取引手数料を最低限に,辛抱強く待つ。
→これが出来ないから損をしてしまう人が多いんですよね。私もそうですが。。。なのでやめました。いまはコツコツ投資信託の積立です。
ひたすら頭の中で考え続けて,最後の1分でひらめくこともある
→時間があるなら最後の最後まで考え抜くこと。資格試験などでは特に有効。粘り勝ちましょう。
最高の発明は,多種多様な背景を持つ人が集まった小さな集団から生まれる。
→人と人の組合せってことですかね。
ひらめきはプロセスの積み重ねの果てにある
→いきなりひらめくというのは半分ウソですよね。いや100%ウソかも。
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ファストとファーストを区別する,というのは使えるし意識したいなあと。「迅速にやること」と「何を先にやるか」は別物なんですよね。
ひたすら考え続けていることも大事なんだなと感じました。ニュートンだって万有引力のことばかり考えていたから,リンゴで気付いたわけです。
徹底的に考え抜くことの重要性を認識できました。さて,今日は何で頭をいっぱいにしようかな。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
複利のような逓増人生を。