まずは昨年,リタイアしたときのことを書いておこうと思います。
達成者が身近にいることでチャレンジしやすくなる
そもそも100kmウルトラマラソンに走ろうと思ったきっかけは,さらに1年前にさかのぼります。
2012年に職場の先輩,後輩がサロマ湖ウルトラマラソンをそろって完走したのです。
その頃から,遠い存在であり,一生走ることはないと思っていた存在である100kmマラソンが,実はそう遠いものではないのだと思うようになりました。
とはいえ,わざわざ飛行機に乗ったり朝2時に起きたりしてまで走るものでもないなあ,と思っていたところ,
東京開催!日帰り出来る!という,柴又でのウルトラマラソンが,たまたま2013年からはじまったのでした。
半分はネタ作りで出てみようと思い,特に深く考えず,誰かに相談することもなく申し込んでいましたね。
初マラソンから2年が経ち,少しマンネリを感じていたような気もします。
身近に達成した人がいるというのは,何かに挑戦する上で大事な要素なのかもしれません。
スタートから負けていた
フェイスブックで参加の旨を職場のグループでつぶやくと,最終的には私を含め4名が参加することに。
申込みから大会までの間,特にみんなそろって練習することもなく当日を迎えました。
ちなみに2013年上半期のフルマラソン大会参加履歴は,3月の古河マラソン1レースのみ。
4,5月もほとんど練習せずでした。
そんな中迎えた当日。いざ会場へ着いてみると。。。
なんと4名のうち2名が当日キャンセルに!
この時点でがっくりきてしまいました。この時点で,既にリタイアがほぼ確定していたようなものかもしれません。
単調な道のり
柴又ウルトラは,江戸川沿いを東京→埼玉→茨城と走り,茨城で折り返してまた東京に戻るというコースです。
北へ45km走り,折り返して45km走り,スタート・ゴール地点を素通りして5km南下してまた戻るという,精神的にやられるコース設計でした。
いざ走ってみると,やはり単調。
川沿いレースはハーフやフルで何度も経験済みでしたが,これを100kmか。。。と考えるととてもウンザリです。
と文句ばかり言ってもしょうがないので,先輩とほぼ並走しながら走ります。
その先輩はサロマ完走メンバーの1人であり,ランのベストタイムも私と似通っている人だったのでなるたけ近くで走るようにしました。
走るフリーアナウンサーと再会
ところでみなさん,中島彩さんをご存知でしょうか。以下のブログをご覧下さい。
「走ろう!彩と。」
髪をピンク色にしてテレビに出ていたりもしました。
2012年の那覇マラソンの翌日,みんなでランチをしていたら突然話しかけてきたのです。
フリーアナウンサーで,ブログもやってるので見て下さい!
と上記ブログを教えてもらいました。
出身大学が同じということだったのでフェイスブックではお友達になりましたが,それっきり。
そんな彼女がなんとこのレースに出ていました。確か彼女も100kmは初チャレンジと言っていたような。
このペースで完走出来るかどうかを相当気にしていましたが,先輩が大丈夫!と安心させてあげていました。
私はさすがにペースが遅すぎると感じ,少し並走したあと前に出て先に進んでいきました。
彼女とこのあと「あそこ」でまた会うことになるとは,そのときは一切思っていませんでした。。。
複利のような逓増人生を歩みましょう!