2015年の試験では2007年の類似問題が出た。
2016年の試験では2008年の類似問題が出た。
となると2017年は。。。
2009年の類似問題!
こう考えるのは単純すぎて、
100人いたら180人くらいが思いつくことなのですが、
少しはケアしておくべきかなと。
試験委員が過去問を参考にするのは普通のことだと思いますしね。
もちろん年明け以降の論文答練では、
この辺りも踏まえて出題はしていく予定です。
参考までに、2009年試験実施時の、
出題範囲の要旨を以下に載せておきます。
第3問
個別ベースのキャッシュ・フロー計算書項目から、連結キャッシュ・フロー計算書を作成する基本的能力を問う総合問題である。在外子会社のものを含む個別キャッシュ・フロー計算書項目を合算・修正し、連結会社相互間の消去仕訳に係る増減額等を調整し、連結会社相互間のキャッシュ・フローを相殺して連結キャッシュ・フロー計算書を作成する方法についての理解度を問う問題である。
第5問
本問は、複数の事業部を有するある企業集団が置かれている経営環境の下で、様々な事業分離の会計処理が個別財務諸表及び連結財務諸表にどのような影響を及ぼすかを中心に各会計処理の論拠を多面的に問う問題である。また、部分的に、財務会計に関する法令及び会計基準を参照する能力も問うている。
メイン論点は、
第3問:連結キャッシュ・フロー計算書
第5問:事業分離
でした。
連結キャッシュは、在外子会社あり。
かつ、間接法+原則法。
難しい問題でした。
事業分離の問題も、四半期とか本支店会計の内部利益が絡んだりして、
けっこう難しいんですよね。
2015年、2016年は、かなり簡単な過去問の類似問題でした。
そう考えると、本当にそのままの形式での出題はしにくい気がします。
ですが、論点としての流用は大いにあり得ますね。
た・だ・し。
「予想はウソよ(よそうはうそよ)」
という回文もありますのでね。
ただの独り言として軽く受け流して下さい。
1年後ですから。
論文重点出題範囲はすべて押さえておきましょう!
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日で上級講義が終了します。
権利落ち、欠損、セグメント、連結キャッシュ(!)、
一気にやっつけていきますよ。
【昨日の1日1挑】
池袋 GOUBULI