いつもお読みいただきありがとうございます。
先日,会社の別部署の方とお話する機会がありました。
その方は,おそらく50歳くらい?それ以上?の女性で,いままでにいろんな国に行っており,とてもチャレンジングな人です。
そんな彼女の友人が,このたびシェフとして開業するということで,そのお手伝いをしているそうです。
当然彼女自身は料理のことなどさっぱりだし,開業の際に必要な手続きやら,数値,会計なども詳しいわけではない。厨房機器の値段などの知識もなし。
先日,開業に当たり必要になる厨房機器の見積りをしたところ,仰天するような値段だったとのこと。しかし,値切ってみたり,近所の知り合いに聞いて回ったところ,その機器ならもっと安く作れますよ~,ということだったらしく,結局は最初に提示された値段の半分以下(!)にしてもらったそうです。ものによっては,さらに安くなったとのこと。
おそらく料理業界にいる人にとっては最初に提示された値段がごく当たり前になっており,まったく疑問も抱かないのでしょう。そこに,ドシロートが突っ込んできた。そうすると,まったく新しい視点ですべてを見ることができるので,いろいろな疑問が生じるわけです。これは,相場がどんなものか知らないからなしえる業。
とかく,わからないことは専門家に聞きましょう!という風になりがちですが,必ずしもそうではない場合があるのかもしれません。むしろまったくのドシロートの意見も参考にしながら,何事も進めていくのがよさそう。
専門家の力を借りつつも,そうではない外部の意見も参考にすることで,思いも寄らぬ発見があるかもしれません。
まず内側で固めてから,いったん外側に広げて,また内側に戻す。
内→外→内で,うまくいく可能性がぐっと高まりそうです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
継続は人生なり!今日もコツコツいきましょう。