バラモンキング2017完走記その61~暗闇の中を駆ける~

トライアスロン
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バラモンキング2017の完走記シリーズ。

第1回からぜひどうぞ↓↓↓

 

登場人物はこちら↓↓↓

ラスト10km。

通常のフルマラソンでは、もっともきつい区間。
ここでの粘りが、タイムを決める。

しかし、14時間切りという目標が定まった僕にとっては、
むしろラスト10kmはかなり快調だった。

エイドを中心に、ときおり歩きを混ぜながらも、
淡々と駆ける。

辺りは真っ暗で、たまにライトがあるだけだ。

いつかの柴又ウルトラを思い出す。

あれは2014年6月1日。
人生初めて100kmマラソンを完走した日。

完走できることがほぼ確実となった90km過ぎ、
僕は泣いていた。

ここまでやってきてよかった。。。
一気にあふれ出す。
サングラスで隠しながらひっそり泣いた。

あのときも、真っ暗だった。
灼熱地獄の1日だった。
開始5kmで後悔した。

それでも、家族、仲間を思い出しながら、
川沿いの道を走り続けた。

その1年前、2013年にも柴又ウルトラには出走していた。
しかしその時はサヨナラバスに乗ってしまった。

人生初のリタイアだった。

弱い、弱すぎる俺。
情けなくて涙など1滴もこぼれなかった。

リベンジで臨んだ2014年のレースだった。

あれから3年が過ぎた。

リベンジという点では、今回も同じ。

暗い道を淡々と駆けていく。

選手はもう、ほとんど通らない。

 

しばらくいくと、目の前に、
大きな赤い火の玉のようなものが突然浮かび上がってきた。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

昨日は私の実家へ帰省。

妹2人と遊んでもらって、

娘もご満悦でした。

今日は妻の実家へ帰省します。

 

【昨日のトレーニング】

なし

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