致知2016年12月号を読みました。
テーマは「人を育てる」。
私が興味のある分野の一つ、それが「教育」です。
講師という仕事をしているのも教育ですし、
MGも教育です。
今号はいつにもまして、
会計士受験生にとってためになるお話が満載でした。
人生は投じたものしか返ってこない
まず投げるんだと。
投げるからこそ返ってくるんだと。
何を投げるか。いつ投げるか。どのくらい投げるか。
それによって返ってくるものも決まってくる。
すべてはブーメランの如し。
投げなければ戻ってくることは決してないのです。
あらゆる人は二つの教育を持っている。その一つは他人から受ける教育であり、他の一つは、これよりももっと大切なもので、自らが自らに与える教育である
イギリスの歴史家ギボンの言葉。
自分で自分を教育する。
主体的に生きていく。
積極的に生きていく。
時間のない中で結果を出すためには、全部に手を入れたらダメ。一個だけ手を入れさせるんです。
「皆一緒に頑張りましょう」って。レベルの高いところでそれを言うならいいんです。でも、そんな低いところで一緒に頑張ってどうすんのって。
腹筋だったら多い日は一日二千回。
一般の人から見たら異常に映るかもしれませんけど、メダルを取るならこれくらい当たり前です。それで普段から、この子たちの当たり前のレベルを上げるためにずっとやってきてるんですから。
伸びる選手はどこが違うと思われますか?―人の言葉を信じてくれること。やっぱり心にシャッターを下ろす子はダメです。
自分で限界を決めないこと。
ここまではすべてシンクロの井村コーチ。
さすがに厳しい。
腹筋2000回って。。。。。
いままでの人生の腹筋回数足してもそれだけいくか微妙っす。
まぁサッカー部で筋トレはしてたからさすがに2000回はいってると思うが、
少なくともこの10年の合計回数では全然足りない。
彼女たちにとってはそれが当たり前になってるんですね。
受験勉強も当たり前の基準が高ければ高いほど合格が近づきます。
急がせるところに意味があるんです。僕たちは脳のトレーニングは速くないと意味がないという話を常々しています。
SNSをやっているばかりに勉強した大切な脳の記憶が消えているという現実です。
時間を制限して問題を解くことで鍛えられます。
同じ問題でも、制限時間を変えて解いてみると、
新たな発見があったりするものです。
あとSNSはやっぱりなるべくやめた方がいいみたいですね。
私もTwitterアプリは削除しました。
見る機会がグッと減って快適です。
人材育成の基本は凡事徹底と覿面(てきめん)注意
覿面注意とは、凡事ができていない人にすぐその場で厳しく注意すること。
あいさつとか、靴をそろえるとかですね。
まずは自分がしっかりせんといかんですよ。
言い訳は敗北の前兆
これこれ。
これ大事。
受験を突破するコツは、言い訳できることをできる限りゼロに近づけることです。
「仕事があるから。。。」
「サークルとバイトが。。。」
「体調悪くて。。。」
「やる気が出なくて。。。」
「苦手な論点が出たから。。。」
結果が出てしまったら、それは全部言い訳にしかなりません。
一つでも言い訳できる要素を少なくしておくことが大事です。
解決できる問題しか現れない
問題はその在処が分かれば80%は解決している、といいます。
だから、問題が問題の顔をして現れてくれたら、
もうその問題はほぼ解決しているのです。
もし不合格の原因が分かったら、
それはもう次には合格できることが80%決まったようなもの。
だからこそ、なかなか問題発見は難しいんですけどね。
今号は永久保存版です!
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【編集後記】
今日は、週末の金沢MGの準備をして、
昼は先輩と友人と会食。
その後、来年使用予定のセミナー会場の下見です。
終わり次第、作問を進めます。