昨年,「2015年に年間グランドスラムを達成する」
と宣言しました。
そこから,ほどなくして,「トライアスリートになること」に目標を修正しました。
これって悪いことでしょうか。
良い目標修正とは
僕は「アリ」だと思っています。
なぜなら,
ベクトルの向きは変わっているけど,ベクトルの長さは変わっていない
から。
年間グランドスラムが10の長さで北向きだとしたら,
トライアスリートは10の長さで東向きのベクトルです。
どちらも,僕にとっては難易度は同じ。
方向が変わっただけなのです。
目標設定は柔軟で良いのです。
ただし,ベクトルの長さが変わらないという条件付きで。
年間グランドスラムという目標を,フルマラソンで3時間15分という目標に変えるのは,
ベクトルの長さを10から3にするようなもの。
これはあまりオススメできません。
楽な方へ逃げたという事実がその後も残ることになるからです。
向きが変わるだけで長さが変わらない,もしくは長さがそれまで以上になるのであれば,
むしろ方向転換は積極的にすべきでしょう。
何でもチャレンジできる世の中ですから,最初に決めた目標に固執しすぎるのもよくありません。
会計士を諦めたとしても
僕が普段接しているのは,人生を賭けて会計士受験に臨んでいる人たちですが,
全員が思い通りの結果を出せるわけではありません。
途中で断念してしまう人も,残念ながら一定数います。
もしも,会計士を諦めるとするならば,
それに代わるベクトルの長さをもった目標に向かっていって欲しい。
そうでないと,きっといつか後悔することになるでしょう。
目標を修正する場合には,ベクトルの長さが変わっていないか?
一度自分に問いかけてみるといいかもしれませんね。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
新入生や新入社員であふれかえっています。
いつまでも傲慢にならず,謙虚に,
若々しい気力を持って生きていきたいです。
ないすとぅみーとぅ!