最新の日経ビジネスにハッとさせられました。
「異説異論」では,
二酸化炭素悪玉論を疑えとして,情報をしっかり調べることの大切さが書かれておりました。
「pie in the sky ~絵に描いた餅ベーション」では,
亀田興毅さんについて,メディアの過大な演出を指摘。
「賢人の警鐘」では,
丹生宇一郎さんが「若者よ,政治家や識者の大言壮語と美辞麗句に惑わされてはならない」
と訴えていました。
いずれも,「巷に溢れる情報に流されずに自分の頭で考えよ」というメッセージで共通しています。
二次情報で満足するのではなく,一次情報を追うこと。
溢れる情報を鵜呑みにしないこと。
自分で納得するまで考えること。
そのためになぜ?のワンクッションを入れること。
やっぱり意識として大切なのは,一番最後の「なぜ?のワンクッション」でしょう。
この意識がなければ,一次情報まで遡ることもないし,すべてを鵜呑みにしてしまうでしょう。
会計士の受験勉強でも,
「なぜそのような会計処理になるのか」
「なぜ独立性が求められているのか」
「なぜ取締役には競業避止義務があるのか」
など,つねに「なぜ」を考えることがより深い理解へとつながり,ひいては合格へと導いてくれます。
たったワンクッションですが,入れるのと入れないのでは大違い。
あらゆることに「なぜ?のワンクッション」を入れてみてはいかがでしょうか。
複利のような逓増人生を歩みましょう!