昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その10。

ランニング,マラソン
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昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その1。

昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その2。

昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その3。

昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その4。

昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その5。

昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その6。

昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その7。

昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その8。

昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その9。

 

 

 

大発見

走って歩いて,に飽きてきたので,ちょっと試してみたことがあります。

それは

早歩き。

 

結果,どうだったか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めっちゃいい!!

 

早歩きだけでも9分/kmくらいで進めることが判明しました。

これにちょこっとjogを加えれば,8分/kmでも進めます。

これに気づけたのは大収穫でした。

残りの距離と残り時間から逆算し,

ほぼ確実にゴールできることが90km付近で分かりました。

もう,大丈夫。

とおもった瞬間思わず涙が。

90kmあたりから2kmほど,泣きながら走ります。

幸いサングラスをしていたので周りにはばれていないはず。

ここまでやめなくて本当に良かった。。。

 

平常速度を底上げせよ

早歩きするだけで,通常の歩行よりも1.5倍くらいのペースで進めるのです。

(おそらく通常の歩行スピードは15分/kmくらいでしょう)

平常時のスピードを上げること。

これが地味に大きいのです。

1kmであればそこまで大差ないかもしれませんが,

5km,10kmと距離が伸びるほど,このスピードの差は大きくなるのです。

 

指一本でボードを見ながらPCを打つのか,ブラインドタッチでスラスラ打つのかによって,

仕事の進行スピードは大きく変わってきますよね。

「歩く」という最も基本的な動作を速めることが,

ウルトラマラソン完走の1つのコツなのではないでしょうか。

 

 

人間の身体は思ったほど弱くない

のこり5kmからラストスパート。可能な限り走ります。

そうすると,不思議なことに,案外動けるんです。

身体にはまだまだ力が残っているのです。

途中,あれだけ「もう走れない」と思ったにもかかわらず,です。

 

この話に関連して印象的だったのはW杯準決勝,アルゼンチン対オランダ戦。

引き分けのまま,延長戦へ突入。

もうみんなヘトヘトで,まったくと言っていいほど動けなくなっています。

特にメッシは全然動けません(彼は動けないのではなく,あえて動かないのでしょうけれど)。

極限状態まで戦い抜き,身体はボロボロで動けないはずなんです。

延長後半はだれも動いてないです。

にもかかわらず!

 

PKで勝ちが決まった瞬間,アルゼンチンの選手たちは

猛ダッシュ。

 

動けるやん。まだ走れるやん。

と突っ込みたくなりました笑。

 

そのとき,身体が動くかどうかは心が決めるんだと改めて認識。

逆に言えば,身体にはおそらく限界はありません。

限界が来たときは,本当に意識を失って病院に運ばれるときでしょう。

 

95km走ってきた身体でも,ゴールが見えると走れちゃうんですね。

ここでペースをみてみましょう。

 

106:12.5
206:12.5
306:33.9
406:33.9
506:36.2
606:29.4
706:26.3
806:24.6
906:35.8
1006:35.8
1106:28.8
1206:24.6
1306:45.8
1406:26.9
1506:29.6
1606:56.1
1706:21.8
1806:29.8
1906:22.1
2006:46.4
2109:00.6
2206:48.0
2306:03.6
2406:01.9
2506:30.0
2606:12.6
2706:16.0
2807:29.3
2906:11.2
3006:43.9
3106:16.1
3206:27.8
3306:13.9
3407:28.7
3506:21.1
3608:14.5
3706:16.4
3806:21.8
3907:35.3
4006:29.8
4107:31.2
4206:27.0
4308:44.8
4406:26.6
4506:32.5
4611:22.7
4707:37.0
4810:05.0
4908:42.0
5006:43.1
5106:37.0
5207:18.4
5308:37.9
5407:33.8
5507:32.2
5632:53.0
5706:03.6
5806:33.0
5906:33.4
6006:20.1
6107:28.9
6211:56.9
6310:44.3
6407:26.8
6515:24.7
6608:35.7
6708:34.1
6817:26.1
6908:06.7
7009:18.5
7107:50.8
7209:33.5
7307:13.3
7407:42.4
7516:45.6
7607:23.7
7709:48.7
7807:34.4
7907:27.6
8008:51.6
8107:39.3
8207:33.6
8312:27.2
8407:30.7
8506:54.1
8609:54.4
8707:14.8
8807:51.8
8911:08.8
9008:12.7
9109:45.8
9209:16.2
9308:09.7
9408:14.2
9507:59.8
9607:47.3
9706:52.3
9806:55.4
9908:06.3
10005:51.2

 

なんと,最後の1kmが1番スピードが出ているではありませんか!!

不思議ですよね。

 

感動のゴール

いったんゴールを横切り,数百メートル進んで折り返してからのゴールとなっていました。

そこで,教官とネバッティの声を聞きました。

「だめだったか。。。」

彼らは途中でバスに連れられて戻ってきていたのでした。

長い時間待っていてくれて本当にありがたかった。

最後のダッシュの力をもらいました。

つりそうになる足をこらえながら,走り,走り,

 

ゴーーーーーーーーーーーーーーーーール!!

 

 

やってやりました。

リベンジ成功です。

 

AKBも無事制限時間ぎりぎりでゴール。

4人で元帥(ランチームAdmiralの発起人)に敬礼。

 

写真 2014-06-01 20 39 20

 

 

走っている途中は,もう走りたくない!サロマもやめようかな,,,と弱気になっていましたが,

完走してみると,また走っても良いかも。。。と思うようになっていました。

 

さて,長々書いてきましたが,やはりすぐ振り返らないといけませんね。

細かいことはすぐ忘れてしまいます。

すでにサロマからも1ヶ月経っていますし,

先週の富士登山競走も忘れないうちに書かなければ。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます!

 

複利のような逓増人生を歩みましょう!

 

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