いつもお読みいただきありがとうございます。
今週の日経ビジネスの時事深層において,
『クラウド会計,「既存」に余波』
という見出しでfreeeという会社が紹介され,クラウド会計ソフトについて書かれていました。
クラウド会計ソフト - freee
freeeはすべてのスモールビジネスを支える統合型経営プラットフォームです。従来バラバラに存在していた業務やデータをフロントオフィスからバックオフィスまで一気通貫させ、誰もが自由に経営を行えること目指します。
記事は,クラウドでの会計ソフトが広まりつつあり,それにより既存の会計士や税理士の役割変化が求められているという内容。
クラウド会計ソフトが広がると,簡単に記帳(決算書を作る際のもととなる資料に記入すること)ができるようになります。そうなると,会計士や税理士は単純な記帳代行でお金を取れなくなってくるはずです。
ですから,数値を元にした経営改善や税務アドバイスなど,「前向き・外向き・上向き」な役割を果たしていくことが必要になってくるでしょう。
小規模な事業を行っている会社や個人レベルの規模であれば,過去の取引を記録するだけであれば,(極端な話)誰でも出来ます。ちょっとした簿記の原理が分かっていればよいのですから。
未来を想像し創造していくために数字を使いこなせるのが本当のプロであり,それが会計士や税理士に求められていく。そんな世の中になっていくのではないか,と感じさせてくれる記事でした。
どの世界でも,いずれ単純作業は機械に取って代わられる。
人間にしかできないことは何なのか?ということを常に考えながら,人間にしかできないことを提供していける,そんな人間をこれからも目指してゆきたいものです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
複利のような逓増人生を。