いつもお読みいただきありがとうございます。
2013/4/8の日経新聞朝刊における春秋の冒頭に「株式投資のセミナーがにぎわっているようだ」と書いてありました。
投資初心者とおぼしき人たちが増えているようです。まあ,これだけ株価が上がってきたら当然のような気もしますね。
でもこれってすごく危険だと思いませんか?おそらくそのセミナーに行くような人たちは,
・周りがやり始めたから
・株価があがってきて儲かりそうだから
・周りが儲かっている話を聞くから
・いつやるか,今でしょ!に乗せられて
など,旬が来たから始めてみようという人たちでしょう。
おそらく1年前はまったく株式投資などに興味のなかった人たちです。流行に乗ろう,時流に乗ろう,旬なものに手を出そう,という行動だと考えられます(本人が意識しているかは別にして)。
旬があるということは,裏を返せば,いつかは終わるということです。
たとえば果物にも旬というものがあります。イチゴやミカンは冬,スイカやメロンは夏といった具合。でも,おいしい季節があるということは,おいしくない季節もあるということです。冬にスイカを買う人はあまりいません(売っていないからというのもありますが)。
であるならば,旬はないけれども年中そこそこおいしく食べられる果物の方が,年間通じてのパフォーマンスとしてはよくなるかもしれません。
ある3ヶ月に100万円売れて,残り9ヶ月では10万円しか売れないより,毎月コンスタントに10万円ずつでも売れた方が年間の売上は大きくなります。
あー,昔流行ってたけど,今何してるんだろうね~,と言われる一発屋芸人になるよりも,根強くしぶとく生き残るマルチ芸人になる。
どちらを目指すのかは人それぞれだと思いますが,私はいまのところ後者を目指そうと考えている次第です。
そのために,大勝ちしないけど負けない生き方,旬に乗らない生き方を模索していきます。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
継続は人生なり!今日もコツコツいきましょう。