昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その6。

ランニング,マラソン
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レーススタート時からすでに気温は上昇しあっさりと25℃を超えてきました。

厳しい戦いになることが明白ななか,スタートを切ることになりました。

 

仲間とは別ブロックのだったので,一足早く出発です。

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雲1つ無い青空。海に行くなら最高の天気!海に行くなら。。。

 

 

経験者の言うことは素直に聞くべし

まずは南に5km,そして折り返し。

当初頭の中では,7分/kmのペースで淡々と進めばいいと思っていましたが,

スタート前のAKBとの会話で計画を修正,6分半/kmくらいのペースで進みます。

このペース配分が今回の勝因の1つです。

実際走ってみると,同じペースで淡々と進むことは先に行くほど困難になります。

給水に時間がかかったり,ストレッチをする時間も必要です。

AKBのアドバイスどおりに走ることで前半に貯金をつくることができ,

心が折れそうになる後半でもなんとか諦めずに走り切れました。

(AKBはこの大会の2週間前に初の100kmマラソンで見事完走を果たしていました。)

制限時間ギリギリの戦いをしていたら,おそらく途中でリタイアしていたでしょう。

 

気を紛らわす

柴又は東京都内スタート,都内ゴールということで,日帰り出来る点に魅力があります。

ただし,走るコースは川沿いなので,景色を楽しむことはほぼ不可能。

軽く写真でコースを紹介しますと,

写真 2014-06-01 7 46 59

こんなとことか

 

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こんなとことか

 

 

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こんなとことか

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こんなとこ。

 

あとは数キロに一度,下り→砂利道→上りがあるくらいです。

この大会で完走するためには,脚力もさることながら ,退屈と戦う精神力が必要です。

私は対策として,iPodに入れたセミナーCDを聞きながら前半を走りました。

飽き飽きするような長い道のりでも,

「いま俺は学んでいる!なんて向上心なんだ,すごいぞ,俺!」

と自分を高める効果も。

自分なりの退屈対策をしておきましょう。

 

10km過ぎでまさかの・・・

練習が十分だったとは言えませんが,ゴールデンウィークには山の手線ラン,

5月中旬には足柄峠で峠走と,昨年よりは確実に走っていました。

30kmくらいまでは難なく走れるかな~と高をくくっていましたが,

そんなに甘くないのがウルトラマラソン。

なんと10kmを過ぎた辺りで脚が重たくなってきました。

ハーフやフルでは10kmで脚が重くなることはないのに。。。

ものすごい暑さと,先の長さに身体が拒否反応を示したのでしょう。

 

重くなっても我慢すれば必ず治る

もしランの経験が浅ければ,ここで「今回もダメかも」と思っていたことでしょう。

ただ,私には幸いラン経験が3年ほどありました。

脚が重くなっても我慢して走り続けていれば,おもりがとれて軽くなるときが必ず来る,

ということを知っていました。

淡々と走り続け,20kmを迎える頃にはすっかり脚も元通り。

 

なんだか今日いけそうな気がする~!!

そんな気分になりました。

ほんの,ほんの,ほんの一瞬だけ。。。

 

 

複利のような逓増人生を歩みましょう!

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