レーススタート時からすでに気温は上昇しあっさりと25℃を超えてきました。
厳しい戦いになることが明白ななか,スタートを切ることになりました。
仲間とは別ブロックのだったので,一足早く出発です。
雲1つ無い青空。海に行くなら最高の天気!海に行くなら。。。
経験者の言うことは素直に聞くべし
まずは南に5km,そして折り返し。
当初頭の中では,7分/kmのペースで淡々と進めばいいと思っていましたが,
スタート前のAKBとの会話で計画を修正,6分半/kmくらいのペースで進みます。
このペース配分が今回の勝因の1つです。
実際走ってみると,同じペースで淡々と進むことは先に行くほど困難になります。
給水に時間がかかったり,ストレッチをする時間も必要です。
AKBのアドバイスどおりに走ることで前半に貯金をつくることができ,
心が折れそうになる後半でもなんとか諦めずに走り切れました。
(AKBはこの大会の2週間前に初の100kmマラソンで見事完走を果たしていました。)
制限時間ギリギリの戦いをしていたら,おそらく途中でリタイアしていたでしょう。
気を紛らわす
柴又は東京都内スタート,都内ゴールということで,日帰り出来る点に魅力があります。
ただし,走るコースは川沿いなので,景色を楽しむことはほぼ不可能。
軽く写真でコースを紹介しますと,
こんなとことか
こんなとことか
こんなとことか
こんなとこ。
あとは数キロに一度,下り→砂利道→上りがあるくらいです。
この大会で完走するためには,脚力もさることながら ,退屈と戦う精神力が必要です。
私は対策として,iPodに入れたセミナーCDを聞きながら前半を走りました。
飽き飽きするような長い道のりでも,
「いま俺は学んでいる!なんて向上心なんだ,すごいぞ,俺!」
と自分を高める効果も。
自分なりの退屈対策をしておきましょう。
10km過ぎでまさかの・・・
練習が十分だったとは言えませんが,ゴールデンウィークには山の手線ラン,
5月中旬には足柄峠で峠走と,昨年よりは確実に走っていました。
30kmくらいまでは難なく走れるかな~と高をくくっていましたが,
そんなに甘くないのがウルトラマラソン。
なんと10kmを過ぎた辺りで脚が重たくなってきました。
ハーフやフルでは10kmで脚が重くなることはないのに。。。
ものすごい暑さと,先の長さに身体が拒否反応を示したのでしょう。
重くなっても我慢すれば必ず治る
もしランの経験が浅ければ,ここで「今回もダメかも」と思っていたことでしょう。
ただ,私には幸いラン経験が3年ほどありました。
脚が重くなっても我慢して走り続けていれば,おもりがとれて軽くなるときが必ず来る,
ということを知っていました。
淡々と走り続け,20kmを迎える頃にはすっかり脚も元通り。
なんだか今日いけそうな気がする~!!
そんな気分になりました。
ほんの,ほんの,ほんの一瞬だけ。。。
複利のような逓増人生を歩みましょう!