結果が悪かった科目を中心に勉強方針を立てるのは、
当然といえば当然のことです。
もう少し詳細に、
今後への活かし方を考えていきましょう。
想定より悪かった科目
事前の予想よりも結果(判定・順位)が悪かった科目について。
これは、もちろん、よくありません。
よくはないけど、このケースであれば、
イヤでも原因をしっかり分析することになるし、
残り期間で必死に埋めようとするはずなので、
結果的にプラスに働くことが多いです。
ですから、想定より悪かったものは、
その結果を真摯に受け止めて、
その原因究明をして、改善する。
悪かった理由がうまく言語化できるまで、徹底的に考える。
そうすることで、本試験では、
合格ラインに乗ってくる可能性が実は高かったりします。
想定より良かった科目
怖いのは、こっちのほうだったりするのです。
まずは、結果を素直に喜んでよし(笑)
喜びがないと、モチベーションは下がってしまいます。
小さな喜びを、日々の生活の中に見つけられる人が、
受験においては強いですよ。
やる→成果が出る→楽しい→もっとやる→もっと成果が出る→もっと楽しくなる
というループに入ることができれば、
あとは勝手に合格に向けて進んでいけます。
結果が良かったら素直に喜ぶ姿勢は、大切です。
その上で。
想定より良かったからといって、
全面的に喜べるかというとそうでもありません。
想定よりも結果が良かったということは、自分の実力と、
ライバルたちの実力を、正確に把握できていないということの
裏返しでもあります。
本試験で足をすくわれるのは、
こういった科目のことが多い。
(私の監査論のように・・・(^^;))
想定よりも良かった科目についてこそ、
慎重になる必要があります。
なぜ結果が良かったのか?
他の受験生はなぜ出来ていなかったのか?
どこにこの得点の根拠があるのか?
なぜ、事前予想はもっと低かったのか?
納得いくまで考えてみてください。
想定通りかつ判定よし
理想はもちろん、想定通りで、かつ、
十分合格可能性のある水準であること。
判定でいえばA判定が理想です。
全科目A判定を取ることはかなり厳しいですが、
全体でA判定であれば、今からでも十分に可能。
2回目の模試でそのレベルに達していられるように、
まずは苦手を克服し、コツコツ積み上げていきましょう。
答案が戻ってきたら、即、分析してみていただければ。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は原稿。
夜は池袋講義でした。
【Twitterフォロワー数】
3242人(前日比+4人)(開始日比+562人)