重くなる脚
25kmを超えた瞬間、脚に重さを感じます。
界王星にでも来ちゃったか!?
と思うほど。
徐々に、というよりも、いきなり。
考えられる原因は2つです。
前半飛ばしすぎ
一つはオーバーペース。
4分30秒くらいで走れればいいかなと思っていたところ、
4分20秒前後で走ってしまいました。
前半のオーバーペースによるダメージによって、
急激に体が重くなった可能性が高いです。
補給不足
雨のレースは初めてでした。
のどの渇きをあまり感じなかったこともあり、
いつも通りの補給ができませんでした。
いつもなら毎回給水所ではちょっとでも水分補給するのに、
この日は2回に1回くらいのペース。
給水所が多かったのもありますが、
補給の回数が少なくなってしまいました。
必然的に、ジェル等の補給もいつもより少なくなり、
その結果が後半の失速に繋がったのでしょう。
雨であっても、はやめ・こまめ・少なめが大切でした。
34km以降は地獄
脚が重くなるのは、マラソンでは毎回起こります。
我慢してれば、いつか軽くなるときが来る。
これは経験上分かっていましたし、
今回は記録を狙っていたので、なんとか耐えます。
5分/km前後のペースでなんとか食らいついていきました。
しかし、いつまで経っても脚は軽くなりません。
作戦を変更し、ちょっとだけ速い人に付いていくことに。
ちょうどいい感じのランナーが私を抜いていったので、
その後ろに付きます。
その1分後。
ピキーーーー!!!
と、左脚の太もも裏が攣りました。
「ぐああああああああーーーーーー!!!」
まったく動けなくなりました。
ドラえもんが痛み苦しみ、もがいている状況は、
ランナーの目には滑稽に映ったことでしょう。
動こうとすると攣りそうになる始末。
1分以上もだえ苦しんだ後、なんとか動けるように。
そこからは地獄でした。
どんどん抜かれる。
ペースは上げられない。
下手すると攣りそうになる。
左をかばって右も攣りそうになる。
雨はどんどん強くなる。
今までの私なら、ここからはずっと歩いていたことでしょう。
それくらいつらかった。
でも、ここで歩きっぱなしでは成長がない。
練習が無駄になってしまう。
走れるだけ走りきろう。
そう決めて少しずつ進みました。
最後の最後で激坂
それも40km付近までしか続かず。
最後は、ほとんどが歩きでした。
ラスト1kmあたり、想像を絶する上り坂が。。。
歩いていたのであまり坂によるしんどさはなかったわけですが、
結構な急坂でしたよ。
傾斜10%はあったような。
これはなかなか最後にいい味出してくれますな。
さすが納豆の水戸。
元気なランナーは走って上っていましたが、
さすがに歩いているランナーが多かった印象です。
激坂を上り切ったら、ゴールまであと少し。
最後は苦痛に顔をゆがめながらゴールしました。
これほどゴールしたときにきつかったのは久しぶりです。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は娘と公園へ。
初めてのときは嫌がっていたブランコも、
いまでは大興奮で何度も乗っています。