そのときは良い気分なのですが、
終わった後にめちゃくちゃ悔いが残る。
そんな経験、ありませんか?
例えば、飲み会。
ついつい楽しくて飲み過ぎてしまう。
二次会、三次会、四次会と、結局朝までコースになる。
その次の日の気分はどうでしょうか。
二日酔いで最悪のコンディションです。
頭は痛いわ気持ち悪いわで、何もする気が起きません。
結局1日中布団に入ってグダグダ過ごしてしまい、
自分に対する嫌悪感だけが後に残る。
もう二度とするまい!
と思っても、気付くと同じことをやってしまう。。。
人は、どうしても今の楽しさを優先してしまうようです。
たとえば、二度寝。
目覚ましに起こされて、不快な気分で目が覚める。
まだもう少し寝る時間がありそうだ。
よし、あと5分だけ寝よう。
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気付くと30分寝てしまって、遅刻ギリギリ。
睡眠時間は増えたはずなのに、
なぜだか余計に疲れている感じ。
集中力が上がらず仕事も捗らない。
なんで二度寝しちゃったんだろう。。。
と思っても、また同じことを繰り返してしまう。
二度寝の瞬間は気持ちいいですからね。
たとえば、痒いとき。
ボリボリボリボリ掻いてしまう。
掻けば掻くほど、肌が荒れていく。
でも、気持ちいい。
だから掻くのをやめられない。
掻いて掻いて掻きまくった結果、
傷になってしまう。
余計に痒くなって、また掻いて、悪化して。。。
他にも、同じような経験をしたことのある人は多いでしょう。
気持ちいいことを先取りしてしまうと、
あとでマイナスが訪れることがあります。
逆に、そのときはイヤだな~と思っても、
後から振り返ると良かった、と思えることもあります。
たとえば、ランニング。
走り始めるまでは、面倒。
着替えるのも靴を履くのも外へ出るのも、面倒。
だけど、そこを乗り越えて走り始めてしまえば、
気分はだんだん上がってくるのです。
走り終えた後は、走って良かった!と思えます。
イヤなことを先にやってしまうのです。
その方が、後味が良い。
気分も爽快。心身充実です。
今の快感、未来の苦痛。
楽な道より、つらい道。
判断の一つの指針にしたいものです。
ストレッチに見えませんが。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は大学講義の資料作り。
夜は生田さんのセミナーに参加してきます。
とにかくすごい人らしいので楽しみです!