2位集団のトップよりも,1位集団のケツにつけ!
と言われることがあります。
自分よりも速い人たちに付いていくことで自分のペースも上がり
結果として好記録が出るということですね。
確かにそうでしょう。
自分より遅い人たちと走るより,速い人に付いていく方が,しんどい分だけ得られるものは大きいです。
人生においてはどうでしょうか。
全ての面において自分より優れている人もいるでしょう。「ザ・怪物」と呼ぶにふさわしい人。
でも99.999%の人はそうではないはずです。
自分より優れている面がある代わりに,自分の方が優れている面も必ずあるはずです。
ある分野については自分より優れている人に付いていくのが良いでしょう。
例えば会計士であれば,多少の知識はありますが,そこまで詳しくない法律分野については弁護士さんに付いていくし,細かい税務分野については税理士に付いていくし,エクセルであればエクセル専門家に付いていきます。
専門家に引っ張ってもらうのが結果として速いんです。
でも逆に,自分の専門分野や得意とすることでは,自分自身が付いてこられる立場,追われる立場になってみて下さい。
実は,追うよりも追われる方がはるかにしんどいんですよ。
追われるプレッシャーってとてつもないんです。
これを感じたのは先日のAdmiralでの皇居ラン。
いま私が所属しているチームAdmiralでは,どちらかといえば私はスピードがある方です。
(私より短距離が速い人はいます。真ん中よりは上かなというレベルです)
ということでスピード練習を私主導で行うことに。
これがまた,しんどい。
自分がペースメーカーになって,数人が私の後を追いかけてきます。
当然抜かれる訳にはいかないし,ペースもしっかり保つ必要があります。
人を引っ張る立場になるためには,
周りから「この人なら!」と思われること
その自信があること
の2つが必要です。
そして,その2つを満たすためには,実績をつくる必要があります。
実績をつくるためには,行動しなければなりません。
ランの例で言えば,大会に出て結果を残すことです。
それを続けることで初めて認めてもらえますし,自信も付くのです。
誰でも必ず1つは得意分野,専門分野があるはずです。
その分野については,まず実績を出し,それを続けることで周りから認めてもらい,
引っ張っていく立場を目指しましょう。
その分野の成長速度が飛躍的に向上すること間違いナシです。
追う立場と追われる立場。
両方あるのが良いですね。
私は追ってばかりなので,追われる分野を持ちたいです。
複利のような逓増人生を歩みましょう!