昨年リタイヤしてもう二度と出ないと誓った柴又ウルトラに,なぜか今年も出ることになり,そして完走した漢の物語その3。

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昨年のことをたくさん書いてもしょうがないので今回でリタイア記は終わります。

 

20kmあたりで脚が重くなる

20kmを過ぎたあたりでしょうか,かなり脚が重くなってきました。

まだ5分の1しか走っていないのにこの感じか。。。こりゃ厳しそうだな。。。

という思いが芽生えてしまったことを覚えています。

今思えば,100kmレースで脚が重くなるのは当たり前なので,粘り強く走り続けることが大事だったんですけどね。

当時は勉強不足で,脚が重くなったら負けだと勘違いしていました。

 

iPhoneのランダム音声に失笑

私は,フルマラソンでは走るときに音楽を聞くことはありません。

そこそこのスピードが求められるので,荷物が増えると重くなりタイムが落ちるからです。

しかし今回は100km。タイムを狙っているわけでもありませんし,途中の退屈の方がこわいので,

初めて音楽を聞きながらレースに臨みました。

 

普通こういう場合,自分の好きな音楽やテンションが上がる曲だけをまとめて,そのグループだけが流れるようにするでしょう。

ただ私はそれをしませんでした。

入っているすべての曲から再生していました。

しかも何を思ったか,

「ランダム再生」

 

に設定していました。

 

それでも,音楽が流れてくれる分にはまだいいんですよ。

どんなに暗い曲とかバラードとかクラシックでも,音楽であれば。

ただ中にはセミナーCDとか入っているわけです。

それがうまい具合に流れて来ちゃったんです。

当時の私はその時点で「ありえん!」と思っちゃったんですね。

 

特に自分で笑ってしまったのは,

「あ,え,い,う,え,お,あ,お」

「か,け,き,く,け,こ,か,こ」

「さ,せ,し,す,せ,そ,さ,そ」

 

というですね,発声練習のCDが流れたときです。

そんな練習してる余裕ないっつーの!

 

・・・これもいい勉強になりました。

最初からセミナーCDを聞くつもりでいれば大丈夫だったんですが,

想定外だったので心の折れる原因の1つとなりました。

 

 

走るフリーアナウンサーと再会!その場所は・・・

前回書いたフリーアナウンサー中島彩さん。

だいぶ差が付いたかな,と思っていたところにOPPがやってきました。

 

この大会,第1回目ということも関係していたのか,トイレが少なかったんですよ,サロマ完走した先輩曰く。

なかなかトイレがなくて,河川敷の少し小高いところにコースがあるんですけれども,

坂を下って野球場のあるところまで行かないとダメだったりして。

コース沿いにトイレが出てくるまで待ってたんですが全然出てこなかったので,

観念して下に降りていったんです。すでに埋まっていましたが先客いなかったので出てくるのを待っていると,,,

後ろにそのアナが!おい,おい。何もここに来なくてもいいじゃないですか。

あなたはアナかもしれないけど僕のアナは今大変なことになってるんですわ。

 

・・・

はあ。男のかなしいサガ。

OPPをこらえて,小だけ済ませて出てきちゃいましたよ。

絶対ばれますもん。臭いとかで。

これは1番覚えている名場面です。

 

 

折り返し地点で待っていたのは叶姉妹だった

なんやかんやで,歩いたりしながらも45kmの折り返し地点に到着。

42.195kmを超えて走るのは人生初。すでにそこそこの満足感がありました。

1番ゴールから遠い地点。東京から埼玉を超え,茨城県に入っていました。

そこに待ったいたのは大エイドステーション!!

ではなく

叶姉妹

 

もとい

豪華大型バス2台

でした。

僕の目には叶姉妹に映ったんです。

「さあ,私たちにお乗りなさい。東京まで連れて行ってあげるわよ。」

と言っているような気がしました。というか言ってました。

 

 

こうして私のウルトラ初挑戦は45kmにて幕を閉じました。

 

 

 

 

複利のような逓増人生を歩みましょう!

 

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