昨日は1回目の入門生向け上級講義でした。
前任の先生からの引き継ぎなので少し緊張しましたが、
話し始めるといつもどおり。
ついつい当初予定していなかった内容まで話してしまいました(^^;)
昨日の講義の最初には軽いガイダンスをして、
上級期に意識して欲しいことを簡単にお伝えしました。
財務会計論の計算については、講義の復習の仕方は基礎期と変える必要はありません。例題,トレーニングをしっかりと解きましょう。間違えてしまったり,難しいと感じる場合には何度も繰り返して下さい。
上級講義の復習はもちろんですが,基礎期の復習も怠らないようにしましょう。基礎期の内容で,本試験で出題される内容の6~7割はカバーできています。上級講義では,○○○(その2)のように,基礎期の上乗せの論点も多いです。そのような場合には,○○○(その1)については予め復習しておいて下さい。
予習:復習=1:9を心掛けましょう。事前に,学習する内容に目を通しておくと,集中して聴くべきポイントがなんとなく分かってきます。テキストのタイトルや,太字になっている部分を中心にさらっと流し読みしてくるとよいでしょう。
上級期は理論科目の負担が基礎期よりも大きくなってきます。講義をただ受けているだけだとどうしても勉強が理論に偏りがちです。計算と理論のバランスを考えましょう。やはり,計算をマスターするのにはある程度の時間が必要です。理論に偏りすぎないよう,計算の学習時間もしっかりと確保して下さい。
これから順次始まるアクセス答練や短答答練は,最初に自分が受けようと決めた日程で受講するようにして下さい。復習が追いついていないから,,,と先延ばしするのは極力避けましょう。本試験は先延ばしできません。その時点で出来る限りを尽くす練習をしましょう。
ガイダンスの中身はこんな感じです。
他にもまだまだ伝えたいことがありますので、
今後の講義の中でお話ししていきます。
そして、講義でもう一つお伝えしたことは、
なぜ会計士を目指しているの?
これを改めて考えて下さい、
ということです。
基礎期に比べると内容が難しくなり、
やるべきことが増えてきて、
勉強がつらくなってくることでしょう。
そんなときに、勉強を続けるモチベーションとなってくれるのは、
なぜ会計士なのか?
という大きな目的を思い出すことなのです。
まだ1年以上この勉強は続きます。
今のタイミングで、もう一度、
なぜこんなにも頑張って会計士を目指しているのか?
考えてみてはいかがでしょうか。
昔教えていた合格者の最近のコメント。
財務会計の話が面白かったと。
嬉しいですねぇ。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は11時から新規の打ち合わせ。
その後はひたすらTACの原稿業務です。
【昨日の1日1挑】
上級講義の収録デビュー
ないすとぅみーとぅ!