人生には三つのさかがある、とよく言われる。上り坂、下り坂、そして、まさか。上り坂、下り坂の時は、そういう坂に来たのだと心の準備がまだできる。だが、突然くるまさかは準備する余裕がない。
想定外のことが起こったとき、真価が問われる。
よい方向でも悪い方向でも、
どちらに向かうか事前に分かっていれば対応できる。
マラソンでも、前が見えていれば、
ここから上りだ、と構えることができる。
が、かぶりものをしていて視界がほぼゼロの状態では、
そんな余裕すらない。
そこできちんとギアチェンジできるかどうか。
たいせつなことは、想定外を想定内にすることだ。
受験勉強でも同じ。
いかに想定外を減らし、想定内を増やせるかだ。
何が出てきても、どんなに変な問題が出てきても、
動じないためにはあらゆる状況を想定しておくことである。
極限状態ではシンプルな言葉が力になる
難しい言葉は覚えられない。
覚えられなければ、思い出せない。
シンプルな言葉が強いのだ。
「その時、どう動く」
というのもシンプルな言葉だ。
「まずやる、あとで直す」
「このままだとこのままだよ」
「冬は必ず春となる」
「諦めたらそこで試合終了」
「海賊王に俺はなる」
「今日が一番若い」
「夜明け前が一番暗い」
「日々是創造」
シンプルな言葉をたくさん持とう。
まず動く、そこから道はひらける
行動からしか結果は出ない。
行動を起こすことでいろいろな人に出会い、助けられてきました。壁にぶつかったら、いまできることは何かを、まず自分で考えてみました。人から言われたことではなく、自分で解決策を考え、行動することを習慣づけていく。そうすれば必ず方法は見つかると確信しています。
習慣づけることが大事。
行動することを習慣にすること。
そのためには何度も何度も行動すること。
明確な目的、ターゲットを持って何かに打ち込んでいる時は体がちゃんとついてくる
いくら寝不足であったとしても、
目的が明確で、それに向かって突き進んでいるなら、
なぜか元気だったりするもの。
どんなに寝不足でもディズニーランドに行くという目的があれば、
絶対起きられるのと一緒だ。
傍から見ると苦しそうに感じるかもしれないが、私には何の苦痛もなく、むしろいつ夢が実現できるのだろうという期待感で胸がいっぱいだった。オリンピック選手がハードな練習を重ねて本番の舞台に臨む時と同じ感覚なのかもしれない。目的が明確に定まっていれば、誘惑に負けることはないし、代償を支払うことを厭わないのだ。
このレベルまで持って行けたら、
何事もうまくいくだろう。
いま思えば会計士の受験勉強中は、
この感覚に近かった。
大変だったかと聞かれたら大変だったと答えるが、
正直、ワクワクもかなり大きかった。
勉強ばかりの毎日だったが、とても充実していた。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は入門Ⅰの実力テストです。