いつもお読みいただきありがとうございます。
なんでこの本を買ったのかまったく覚えていないのですが,届いたので読んでみました。おそらく,勉強とか学びとかの書籍を探して,Amazonをうろうろしていて目に留まったのでしょう。
あるいはなにかのブログで目にしたから,という気がしないこともないです。
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以下,一部ご紹介。
『他人と違うということは強みだ』
→これは冒頭の見出しです。この本で一番言いたいことはこれでしょう。
『買いたい人が多ければ,売り主はより高い値段で買ってくれる人に売ることが出来る』
→経済学の基本的なお話。これが次の話(労働)につながります。
『価格の決まり方は,まず品物にかかった手間代や原材料費など,作るのにかかったコストで決まるわけではない。
労働力も一つの商品。お給料の額も,コスト,つまり生きていくのに必要な生活費によって決まるわけではない』
→MGでもこれは体感できます。いくらのコストがかかったかも,頭の中には入れておく必要がありますが,価格決定自体はそのときのマーケットの状況や他社の状況,資金繰りの状況等さまざまな影響を受けます。
『金融商品で扱われているお金は全世界で二京円』
→これは,へーと思った。
『自分の売りになる特徴,人にはない特技を持っている人がマーケットでは高く評価される』
→そうですよね。これがホントに大切だと感じています。MGでいえば高P低Q。
『スペシャリストではない人は給料の低さでみんなと争うようになる』
→MGでいえば,低P高Q。
『創造力とは知識の掛け合わせ。創造力があると言われている人は例外なく博識。
パンも,掛け合わせでブドウパン,ツナパン,カレーパンなどさまざまなものが生まれる』
→かけざん。組合せ。組合せでナンバーワンも狙えます。
『国際会議の議長として成功するための条件は二つ。「インド人を黙らせる」「日本人をしゃべらせる」』
→ジョークらしいですが,面白いなあと。
『自分を相対化するには異質なものを知らねばならない』
→そうですよね。自分の知っていることなんて限りがあるし,その中だけで相対的な強み,弱みは分からない。いろいろなことを経験し,いろいろな人を知ることで,相対的に自分の強みというものが浮き彫りになってくるはず。
文庫でさらりと読めました。
人と違うことを恐れるな!誇りに思え!というメッセージがひしひしと伝わってくる本でした。
もっとみんなと違うことをしないといけませんね。
最後までお読みいただき本当にありがとうこざいます。
複利のような逓増人生を。