生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その7

インドの話
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これは,僕が人生で初めてインドはムンバイを旅したときの記録である。

過去のエントリは以下から。

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その1

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その2

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その3

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その4

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その5

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その6

 

※主な登場人物

 

トミー帝:某外資系コンサルにて働くスーパーエリート。インドはムンバイへ赴任中。仕事でロジカルなのは当たり前だがプライベートでもついロジカルな面が出てしまい,なかなか良い相手が見つからないらしい。

 

AKB帝(羅帝):スーパー保険家。85kgの巨体ながらフルマラソン4時間切り,100kmウルトラマラソン2回完走,アイアンマンレース完走のすべてを,ランを始めてから1年以内に達成する強者。その文章力は圧巻。

 

マッチ帝:某ベンチャー企業のスーパー副社長。社内では神と呼ばれている。実力がありすぎてなんでも自分で出来てしまうため,いまは後継者の育成が課題。と本人は主張しているが,本当はしゃべりすぎて誰も話を遮れないだけとの噂も。

 

 

 

全員が私よりも年長者であり,人生の先輩として,またビジネスパーソンとして心から尊敬していることは言うまでもない。

 

※※※※※

 

愛用しているビブラムくん

所属するランチームAdmiralでは,

たまたま元帥がいないレースで良いタイムが出たため,

フルマラソンのタイムは僕がチーム内で1番をキープしている。

最速記録を出したレースにたまたま元帥がいなかったという幸運。

おそらく次に一緒に出ることになるつくばマラソンでは,

元帥はサブ3を狙ってくる。

 

現時点では最速の漢として,その誇りを胸にインドへ来た。

であるからには,インドの地でランニングしないわけにはいかない。

そこで,愛用しているビブラムを持って行った。

写真 2014-10-08 20 00 29

 

これがビブラムファイブフィンガーズ。

五本指ソックスは必須。

写真 2014-10-08 20 00 53

 

ご覧の通り非常に薄い。素足に近い感覚で走れる。

男なら裸足でコンクリートを走った経験があるはずだが,

ものすごく疲れた記憶はないだろうか。

(ちなみに僕は小石を踏んづけて足の裏を痛めた記憶しかないのだが)

 

靴のクッションに頼らずに走らねばならないため,

ふくらはぎを中心にものすごい力を使う。

トレーニングにもってこいなのである。

出張の時は,薄くて軽いためこれを持ち運ぶようにしているのだ。

 

気になる方は,サイズ感がわかりにくいので店頭で買うことをオススメする。

僕は日比谷のアートスポーツで買った。

 

到着した翌日の朝,早く起き,

インド随一の経済都市ムンバイにAdmiral最速の漢ザックの名を轟かせるのだ!

 

 

ががが!身体が言うことをきかない!!

僕の身体は,4倍界王拳かめはめ波を放った後のようにボロボロになっていた。

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(出典:DB)

 

まったく起き上がることができず,

すでに起きてブログを執筆しているAKBに起こされた。

ただ,8月から毎日続けている体幹トレーニングだけは欠かすわけにはいかない。

走れなかった代わりに,寝起きながら,トレーニングに励む。

 

写真 2014-09-19 8 24 34

英語が出来ない以上,僕に出来ることといえばブレない体幹を保つことだけだ。

 

シリアルがもっともおいしい朝食メニュー

朝食はバイキング。

といっても日本のホテルの朝食バイキングを想像してはいけない。

ここはインドだ。

まともに食べられるものは,カレーとナンみたいなパンとシリアルだけ。

果物もあったのだが,AKBいわく食べてはいけないとのことだったので

食べるのは回避しておいた。

もちろん,シリアルが最も無難で美味しかったことは言うまでもない。

 

少し遅れてクマール登場

ロビーにてクマールを待つ。

だが,待ち合わせ時間を過ぎてもやってこない。

ロビーのドアが開くたびに,「ちがう。ちがう。まだこない。まだこない。」

と焦りが出てきてしまう。

まるで初めて女の子とデートするときの待ち合わせのような気分だった。

もしやこのままクマールは来ず,結局AKBと2人で

ホテルの部屋で1日過ごすことになるんじゃ。。。

数年前のNYでの記憶が蘇る。

 

しかしその心配は杞憂に終わった。

羅王のブログによれば,

クマールの口からインド人らしからぬ,思いも寄らぬ一言が。

Sorry to be late

と言っていたらしい。

疑ってすまなかった。クマール許してくれ。

 

僕はそんな会話があったことにすら気付かなかった。

 

モンスーン明けのムンバイはあいにくの天気であったが,

幸い大崩れすることもなく,折りたたみ傘を使用することもなかった。

 

インド門

まずは世界遺産のエレファンタ石窟群へ向かう。

インド門の横からフェリーに乗る。

写真 2014-09-19 14 03 55

インド門。確かに門だけどもっといい名前なかったの?

 

 

いざエレファンタ島へ

フェリーに乗り込んだ世界遺産であるエレファンタ島のエレファンタ石窟群へと向かう。

片道1時間の長旅だ。写真 2014-09-19 14 18 11

フェリーに1時間も乗った経験は無かったので実は船酔いも心配だったのだが,まったくもって健康であった。

ありがとうお母さん。

 

船の中では,AKBは僕がもってきた地球の歩き方を熟読していた。

ように見えたが,途中からはサングラスを掛け寝ていたようだ。

(英語力を鍛えるための寝たふりと本人は言い張っているが)

 

AKBの目論見どおり,僕はクマールの横に座り,ひたすら英会話の特訓をする。

何歳ですか?

結婚してるの?

彼女はいるの?

フェリー代はいくらだい?

 

 

1時間でまともに話せたのはそのくらい。

 

あとはクマールが何回かしゃべりかけてきたから,

うなずいたり,

Un-huh!?とか,yeah!!

とか相づち打っていたんだけど,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホントは全然分かってなかった。

 

 

 

 

すまないクマール。許してくれ。

 

分からないことがあれば素直に聞き返すという

当たり前のことが僕にはできていなかった。

僕の欠点の1つだ。質問するの不得手なのである。

これは生きていく上でかなり致命的だ。

 

分からないことをそのままにしておくことは,

試験勉強をしていく上では有害である。

分からないことは恥ずかしがらずにどんどん質問して下さい!

と生徒には口を酸っぱくして言い聞かせているのは

どこのどいつだろうか。

 

分からないことはあって当たり前。

聞くは一時の恥,聞かぬは一生の恥である。

 

今回の旅で自分の弱さに改めて気づけたのは収穫だった。

 

続く。

 

 

 

ないすとぅみーとぅ!

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