生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その6

インドの話
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これは,僕が人生で初めてインドはムンバイを旅したときの記録である。

過去のエントリは以下から。

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その1

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その2

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その3

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その4

生まれて初めてインドに行って感じたことをありの~ままの~文章にしてみた。その5

 

※主な登場人物

 

トミー帝:某外資系コンサルにて働くスーパーエリート。インドはムンバイへ赴任中。仕事でロジカルなのは当たり前だがプライベートでもついロジカルな面が出てしまい,なかなか良い相手が見つからないらしい。

 

AKB帝(羅帝):スーパー保険家。85kgの巨体ながらフルマラソン4時間切り,100kmウルトラマラソン2回完走,アイアンマンレース完走のすべてを,ランを始めてから1年以内に達成する強者。その文章力は圧巻。

 

マッチ帝:某ベンチャー企業のスーパー副社長。社内では神と呼ばれている。実力がありすぎてなんでも自分で出来てしまうため,いまは後継者の育成が課題。と本人は主張しているが,本当はしゃべりすぎて誰も話を遮れないだけとの噂も。

 

 

 

全員が私よりも年長者であり,人生の先輩として,またビジネスパーソンとして心から尊敬していることは言うまでもない。

 

※※※※※

資格よりも友

ホテルに到着後,クマールとの挨拶を済ませたあと部屋に荷物を置き,屋上のバーへ。

明日の集合時間などを決め,クマールは帰って行った。

インドで過ごす日本人だけの時間,空間。

なんだろう,この不思議な安心感は。

 

全体としては不安に包まれているのだが,

いま,この瞬間だけはとても心地よい。

トミー,AKBという,

同じ師から学び,荒唐無稽な目標を掲げても絶対に

応援してくれるであろう同志と共に過ごす時間,空間。

人生においてより価値があるのは,資格ではなく,こういう友なのだろう。

 

再会に乾杯をした。

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他愛もない会話だったが,相変わらずトミーはロジカルだったし,

AKBの抽象化能力はハンパ無かったし,

マッチはまだ来ていないのにその存在感は抜群であった。

 

インドのカレーは旨かった

到着したときには0時を回っていたが,そこから2時間ほど,

カレー,タンドリーチキン,ナンに舌鼓をうつ。

本場のカレーは,想像を超える美味しさだった。

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トミー,エンペラーに会えた嬉しさが身体の奥底からにじみ出てきている。

 

 

インドの三つ星ホテル,GODWIN

今回の旅は,99%トミーが手配してくれた。

自分でやったのは,トミーの教え通りにビザをとり,

あとは飛行機を手配するだけ。

ホテルから旅の内容まで,すべてトミープレゼンツ。

そんなトミーが用意してくれたホテルは,

GODWIN

 

神が勝つ

 

のか

 

神に勝つ

 

なのか,はたまた

愛は勝つ

 

なのか。いろいろと頭を駆け巡ったが,とにかくスゴイ名前だ。

(ちなみに僕が人生で初めて一曲まるまる歌えるようになったのは

「愛は勝つ」である。試験に出るので必ず覚えておくこと。)

 

最高級ホテルとはいかないが,

日本人でも宿泊するのに困らない三つ星ホテルだ。

 

日本で言えばたとえば渋谷道玄坂のアパホテルが三つ星ホテルだ。

アパホテルなら申し分ないではないか。

 

しかも事前に嫁が

「ホテル見てみたけどすごく綺麗そうで安心したよ!」

というメールをよこしてきたので,日本と変わらぬクォリティを想像してしまった。

(僕は事前チェックをしていない)

 

しかし,ここはインドである。国が違えば基準が違うのは当たり前だ。

日本の会計の世界は国際基準に合わせるべく

毎年のように制度改正が繰り返されているが,

それでもまだまだ完全に統一されているわけではない。

 

ホテルも一緒なのだ。

 

同じ部屋に泊まることとなったAKB曰く,

「インドで言えばこれはかなり恵まれてる方だぞ」

とのこと。

 

冷たい洗礼

そんなもんか,と思いつつ僕が先にシャワーを浴びたのだが,唖然とした。

お湯が出ないのである。そんな馬鹿な。。。

時間が経てば温かくなると思い,しばらく出しっぱなしにしていたのだが全然変わらない。

 

インドでは水が出るだけでもありがたい

 

というのを地球の歩き方で読んでいたので,

諦めて冷たい水で全身を洗った。

冷水で受ける最初のインドの洗礼だ。

 

 

トイレの洗礼

トイレも衝撃だ。

まず紙が固まっている。何かでひっついてなかなか使えない。

さらに,水の流れる勢いが弱い。

そのため,本体を流すのに1回,紙を流すのに1回と,

別々に分けて流す必要があるのだ。

「日本でやってるかもしれないけど,,,」

とAKBは言っていたが,ごめん。

2回に分けて流すという経験は僕にはない。

 

日本で何不自由なく用を足せることがこんなにも幸せなことなのか。。。

日本に戻ってまずホッとしたのは,トイレの安心感かもしれない。

 

 

まだ着いて数時間しか経っていないのに,

僕は心も体も憔悴しきっていた。

 

 

続く。

 

 

 

複利のような逓増人生を歩みましょう!

 

 

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