全範囲の学習が終わったら、全体像を意識して復習してみよう。

勉強法
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19年目標の財務計算、渋谷校では5月には講義が終わっています。
他の校舎でも、2年本科はそろそろ終わっている頃でしょう。

一番回数が多くて分量も多くて重たい財務計算。
すべて終えられた方、いったんはお疲れ様でした。

すべての範囲を終えた、ここからの復習が重要です。

いままでは、目の前の階段を一歩一歩登って、
とにかく知識を積み上げてきました。

連結でいえば、

・時価評価
・追加取得
・一部売却
・ダウンとアップ
・持分法
・段階取得
・間接所有
・在外子会社

などなど。
他にもたくさ~~~んの論点を、
一つ一つ積み上げてきたのです。

一歩一歩、足元を見ながら山に登りました。
上級講義を全て終え、登りきったあなたは、
山頂に立っています。

すると、いままでは目の前を見るだけで必死だったわけですが、
上から全体を見下ろすことができるようになります。

各論点のつながり、全体像が、
おぼろげながら見え始めることでしょう。
というより、ここまできてやっと、
全体像を意識した学習が可能になります。

これからは少しずつ、意識を変えていかねばなりません。

 

具体的には、たとえば、

連結の問題で「売上高」が動くのはどんなときか?

のように問いを立ててみるのです。

そうすると、いままでとはちょっと違った頭の使い方が必要です。
今まで学習した論点を「俯瞰」し、
どんなときにどんな科目が登場するか、イメージできなければなりません。

目の前の問題を一つ一つただ処理しているだけでは、
この力はおそらく身に付かないでしょう。

もちろん個々の論点が頭に入っていなければ、
いざ問題を解こうと思っても解けませんから、
積み上げ式の勉強も引き続き重要です。

「個々の積み上げ」と「全体を俯瞰する意識」
の両方を持って、これからは学習してみて下さい。

できるようになってくると、
驚くほどにスピードと正確性が増すはずです。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

今日は五反田で打ち合わせ等。

 

【睡眠記録】
23:00~4:00

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