最後に差が付くのはテキストレベルの問題である。

勉強法
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短答から1週間。
いろいろな人の話を聞きました。

確実に合格しているであろう人。
ボーダー付近でそわそわしている人。
おそらく不合格であろう人。

いろんな人がいましたが、
明確な差として表れていたのは、

テキストレベルの問題の得点力

 

でした。

商品低価評価損が売上原価になる、
という知識が入っておらず、
売上原価に含めていない人もいました。

その他有価証券が期末に時価になる知識が入っているはずなのに、
なぜか償却原価にしてしまっている人もいました。

連結退職給付の負債は差異の影響を受けないことを
分かっていない人もいました。

ソフトウェアについて将来の見込販売収益と比較していない人もいました。

ぜーーーんぶ、レベルはテキストです。

理解はしているけど、解けない。
それではダメなのです。
身に付いていなければ解けません。

身に付くとは、反射的に分かる状態のこと。

箸の持ち方とか、
自転車の乗り方など。

理解しているというレベルを越えて、
考えなくても分かります。
身体が動きます。

そうなっていないので、間違えてしまうのです。
すべてはテキストレベルの定着度合いによるものです。

試験では、出題のされ方や、表現の仕方が違っているだけ。

その訓練として、トレーニングや答練があるのです。

時間があればすべての教材をマスターすべきですし、
なんなら他校の教材も解くことで、
たくさんの事例に触れるのもアリかもしれません。

でも、最後は結局テキストレベルで差が付いている。
これは厳然たる事実です。

 

もっと言ってしまえば、19年合格目標にもかかわらず、
6割、7割と得点している人もいます。
彼らは答練などほとんど解いた経験はないはずです。

それでも点数を取れているのは、
テキストレベルをしっかり定着させられているからでしょう。

改めて、テキストレベルを定着させることを
最優先事項としてみていただければ。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

今日は学習相談からの原稿。
4枠埋まってあっという間でした。

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