2017年10月8日の日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)完走しました。
振り返りの記事を書いていきます。
第25回ハセツネCUP完走レポート②~気になる装備品、持ち物~
第25回ハセツネCUP完走レポート④~スタートから入山峠まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑤~入山峠から醍醐丸まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑥~醍醐丸から浅間峠まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑦~浅間峠から三頭山まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑧~三頭山から月夜見駐車場まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑨~月夜見駐車場から大ダワまで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑩~大ダワから大岳山まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑪~大岳山から日の出山まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑫~日の出山から感動のゴールまで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑬~ハセツネ完走のためにやるべき3つのこと~
今日はハセツネで感じたことを。
★
ハービーに気をつけろ
ハービーと聞いてピンと来る人はなかなかマニアック。
分からない人は「ハービー TOC」で検索してみよう。
そう。
ザ・ゴールのハイキングのシーンで登場する子の名前ですね。
歩くのが遅くて、列が長くなってしまう原因を作った子。
いわゆるボトルネック(制約)ってやつですな。
ま、彼のおかげでいろいろな問題が解決していくわけですが。
原著は分厚くて読むのがきつい人は、漫画版でも良いでしょう。
1時間くらいで読めるので、時間のないビジネスパーソンにはオススメ。
この考え方を知っておくだけで仕事の効率UPします。
ハセツネに限らずトレイルランは、道の狭いところが多い。
明らかに歩みの遅い人が自分より前にいると、
その人の後ろにいる人はスピードを合わせざるを得ません。
ハービーの後ろに入ってしまうと大変です。
走りたくても走れません。
もっと速く進みたくても進めません。
できる限り、ハービーより前にポジショニングしましょう。
とはいっても外見からでは分からないですから、
現実は難しいでしょうね。。。
だからスタート時の整列は、
12時間目標にたくさんの人が並んでいたのでしょう。
ボトルネックは管理できる、が前提ですが、
レースにおいては他人であるがゆえに管理できない。
はやくしろー!
とは口が裂けても言えませんからね。
★
話は変わりますが、個人の生活・仕事においても、
ハービーには常に目を光らせておく必要があります。
絶対、どこかにボトルネックがあるはずなんですよ。
まずはそれを見つけることです。
成果が出ない。
出ていてもあまり効率的じゃない。
なぜかいつも不具合が生じる。
どうも調子が狂う。
生活において、仕事において、
違和感のある箇所。
そこはボトルネックの可能性があります。
ボトルネック以上に仕事は流れていきません。
ボトルネックで成果は決まってしまうのです。
見つけたら、広げる努力をしましょう。
たとえば時間が足りない!!
のであれば、時間を増やすために早起きしてみるとか、
スマホの通知をオフにするとか。
時間はあらゆる人にとっての制約になり得るので、
時間の使い方を見直すというのは誰にとっても効果があるはず。
てことでハービーに気をつけましょう。
圧倒的経験者の言うことを聞け
今回のレース、完走できたのは、
もちろん頑張って練習してきたおかげでもありますが、
ハセツネ過去3回完走している仙人の教えを忠実に聞いたから。
ジェルオンリーではなく、
ポテチを持って行くとかコーラ持って行くとか、
たぶん一人だったらやってなかった気がします。
ここで大事なのは、
過去3回完走しているところです。
1回完走したくらいでは、正直、
参考資料にはなっても、丸ごと取り入れるほどではありません。
仮に私が何かアドバイスをしたとしても、
参考程度にとどめておくべきなのです。
(なのでこのブログも参考程度にね!)
3回の完走歴がある人と、初めて出る人。
そこには圧倒的な差があります。
圧倒的に自分よりも上にいる人からの教えであれば、
まるまる受け入れてまず問題ないでしょう。
たとえば会計士試験に3回連続合格している人がいたら、
その人の話メッチャ聞きたいですよね!?
言われたとおりにしようと思いますよね!?
私だって3回連続で受けても、
さすがに全部受かる自信はありまえん。
たぶん不可能ですよ(^^;)
実際には1回受かったら終わりなので、そんな人いないんですけど、
それくらいレベル高い人の言うことはちゃんと聞けってことです。
ちゃんと聞いて、そのままインストールして、
そのまま実行できれば文句なしで完走です。
完走レポート⑮に続く。
⑭より⑮のほうがいいので、あと1回書いておこう。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
東京は台風一過。
今日は渋谷で講義です。