第68回富士登山競走で八合目関門に間に合わなかった僕がレースを振り返ります~馬返しから五合目まで~

ランニング,マラソン
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7月24日に開催された第68回富士登山競走に出走しました。

結果は,八合目関門に間に合わず無念のDNF(Did Not Finish)。

レースを振り返り,どうすれば完走出来たのか,考察します。

★★★

完全なる山道

馬返しを過ぎると,いわゆる登山道に入ります。

ただ,実際には登山客はほとんどいません。

一般の登山客は五合目から登山するのが普通です。

我々のようなちょっと変わった人だけが下から駆け上るのです。

 

いわゆる山道で,足元は土か木の根っこばかり。

上りもだいぶ急になってきており,

まともに走るのは困難です。

道も狭いところが多く,前のランナーを抜くのは簡単ではありません。

抜きたければ,少し広い道に出たときにすかさず前へ出るしかないのです。

 

平坦があれば出来るだけ走る

上りではほとんど走れません。

その代わり,ちょっとでも平坦な道があれば,

出来るだけ走りたいところ。

可能ならば,そこで前のランナーを抜いてしまいたいです。

僕も平坦なところでは出来るだけ走るようにしましたが,

前のランナーをガンガン追い抜かすほどの余力はありませんでした。

ただ,この小さな積み重ねを出来るか出来ないかで,

関門を突破出来るかどうかが変わってきます。

どうせ上りはつらいので,

平坦なところでは必ず走りましょう。

 

ふくらはぎをつらないように

途中,一段一段がとても高さのある階段があります。

通常の階段の1段抜かし,

場合によっては2段抜かしくらいのところもあります。

そういったところでは,ふくらはぎが伸縮するので,

下手するとつってしまいます。

昨年は僕も途中でつってしまい大幅なタイムロスをしました。

そうならないために今回はしっかり塩熱サプリを持って走りました。

 

おかげで今回はふくらはぎをつることなく,

最後まで行くことが出来ました。

 

あとは,階段を上るときに膝に手をのせて,

支えるようにして上るのがオススメです。

下半身だけで上ろうとすると負担が大きいので,

カッコ悪くても腕の力を使いましょう。

 

まさかの1分前通過

とにかく無我夢中で前の人について進んでいきますが,

なかなか五合目が見えてきません。

途中,何度もやめたくなりました。

昨年の柴又ウルトラの時に匹敵するほど,やめたいと思いました。

こんなにしんどかったけ?

昨年のことを思い出そうとしますが,

一年も経つと記憶は薄れてしまうもの。

 

冷静に考えると,単に僕の走力が落ちていただけでした。

ふくらはぎをつった昨年は五合目が2時間12分。

しかし,すでに昨年のタイムは超えてしまいました。

本当に間に合うのか?

さすがに焦り始めました。

とはいっても,前の人をガンガン追い抜かす余力もなく,

前の人にくっついて進むだけ。

 

すると,

「あと1分半で~す!」

「あと1分で~す!」

という声が聞こえてきました。

ぎりぎりだ!

なんとか関門1分前に五合目を通過しました。

2時間19分。

このまま進んでも,ほぼ確実に八合目関門には間に合いません。

どうする,おれ!?

★★★★★★★★★★

【編集後記】

井ノ上元帥のご紹介で,

税理士の石田先生とお会いすることが出来ました。

TACに入社して8年。

関西の税理士講座の先生とこういった形で会うことになるとは,

人生って面白いですね。

 

ないすとぅみーとぅ!

 

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