第68回富士登山競走で八合目関門に間に合わなかった僕がレースを振り返ります~スタートから馬返しまで~

ランニング,マラソン
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7月24日に開催された第68回富士登山競走に出走しました。

結果は,八合目関門に間に合わず無念のDNF(Did Not Finish)。

レースを振り返り,どうすれば完走出来たのか,考察します。

★★★

激しい直射日光

富士登山競走は,下りが一切ありません。

感覚的には,95%が上り,5%が平坦なレースです。

まず最初の500mは平坦な道。

その先を左に折れると,早速上りです。

両脇に宿やお店がある道を,ずんずん上っていきます。

直射日光が当たり,かなり暑いです。

どんどん汗が出てきて,1kmも走っていないのに汗だく状態。

キャップをかぶっている人がほとんどでした。

直射日光から首を守ることが重要です。

僕は忘れてしまったので,自分の襟足でなんとか守りました。

 

前半のペースの上げすぎに注意という事前情報を得ていたので,

息が切れない程度のペースで走ります。

すでに周りにはハァハァゼェゼェいっている人も。

この時点でハァハァゼェゼェ状態になってしまっては,

五合目の関門すら厳しいでしょう。

2kmほど上ってまた左折します。

左折すると,数百mほど平坦になり,

富士浅間神社を右折すると,また上りです。

 

日陰だけどしんどいダラダラ上り

この先は,しばらく日陰となります。

日陰だとだいぶ涼しく感じますが,

相変わらずの上り。

傾斜としてはまだそんなにきつくないのですが,

ダラダラと上りが続きます。

これは,練習で経験していないとすぐ歩いてしまうかもしれません。

普通に走っているつもりなのに,ペースが上がらないですから。

実際,歩いている人もいました。

Aブロックの人(前方からスタートする過去の成績が良い人)も見かけました。

おそらくペースを上げすぎたのでしょう。

オーバーペースに気をつけながら走ります。

 

3kmからしばらくは,とにかく我慢です。

後半はずっとトレイル地帯で上りも急になり,

ほとんど走れません。

馬返しまでのロード区間で歩かないことがポイントです。

歩きたい気持ちをグッとこらえ,耐えます。

歩いている人がいるとつい歩きたくなってしまいますが,

なんとか奮い立たせて走り続けました。

 

初級ランナーは馬返しまでに勝負が決まる

僕は初めての山頂コース,いわゆる初級ランナーです。

馬返し以降は,登山道となるため道も狭く,

なかなかペースを上げて抜きまくることは出来ません。

トレイルが相当得意な人を除いて,

初級ランナーは馬返しまでそれなりのタイムでいかないと,

完走が厳しくなってしまいます。

 

なんとか走り続けてきましたが,

9km付近から少し上りが急になり,

思わず歩いてしまいました。

馬返しまでは走ろうと思っていただけに,これは残念でした。

とはいっても,ペースは上がらないくせにやたらと息は上がってきます。

練習不足もあり,脚がだんだん重たくなってきて,やむなしでした。

 

歩きと走りを繰り返しつつ,

健脚な馬ですら引き返すという馬返しを通過します。

距離で言えばすでに半分を超えていますが,

富士登山競走はここからが本番。

まだまだ時間は大丈夫と思っていましたが,

ここから想像以上の厳しい戦いとなるのでした。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

今朝は5時からオンラインで囲碁を打ったあと,

8時からは渋谷で囲碁。

午後も囲碁初段プロジェクトなので,囲碁三昧です。

 

ないすとぅみーとぅ!

 

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